アンケート謝礼の相場は? 法人向け・個人向けなど、パターンに分けて詳しくご紹介
アンケートへの協力を募るために謝礼を用意することがありますが、どの程度の金額感の謝礼を用意するかお悩みの企業様も多いのではないでしょうか。
本記事では、ギフティのデジタルギフトを活用してアンケート施策を実施いただいた企業様の情報をもとに、アンケート謝礼の相場を調査し、シーンごとの謝礼相場の紹介をしています。 もちろん、各社様で予算や目的はそれぞれなので、必ずしも相場通りの謝礼を用意する必要はありません。あくまで一例として、施策検討にご活用ください。
アンケート謝礼の相場はどのくらい?
アンケート謝礼の予算を決める要因はさまざまにありますが、そのなかのひとつとして、個人向けアンケートか、法人向けアンケートなのかが挙げられます。
その理由として、アンケート回収の難しさがあります。 法人向けのアンケートは、個人向けアンケートと異なり、対象者の母数が少なかったり、顧客接点を持つことが難しかったりと、アンケート回収の難易度が個人向けに比べて高くなります。そこで謝礼単価を上げて、回答率を上げる傾向がみられます。
そこで今回は、「法人向け・個人向け」の2つに分け、それぞれの相場を解説していきます。
ケースごとのアンケート謝礼金額相場をご紹介
それでは早速、個人向け・法人向けそれぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
個人(toC)向けアンケート謝礼の相場
まずは、個人のお客様向けのアンケート謝礼相場についてです。
新規顧客獲得や顧客情報の獲得など、一人でも多くの方にリーチし、ご回答をいただきたい場合、100円〜300円程度の低単価ギフトを全員にお渡しし、裾野を広げて回答を募る傾向にあります。カフェチケットやコンビニエンスストアで使えるギフトのほか、100円から自由に金額設定ができる「giftee Box」などがよく使われております。
一方、toCサービスの中でも金融・不動産といった顧客単価が高いサービスや、顧客接点を持ちづらいものについては、回答者全員に2,000円〜3,000円のギフトをプレゼントすることをフックに、お客様との接点を生み出す手法が使われています。 また、オンラインインタビューなど、お客様のお時間を長めにいただく場合には、業界を問わず3,000円〜1万円程度の謝礼をお渡しする企業様が多くなっています。
全員にギフトをプレゼントするほか、抽選で対象者を絞るパターンもあります。
購入者や会員向けアンケートなど、対象者は限定しつつもなるべく多くの回答を求める場合、抽選という手法が取られる傾向にあります。 いわゆる「目玉商品」として、1等にお肉や旅行券といった5,000円〜1万円程度の高単価ギフトを設定し、ダブルチャンスとして500円程度のデジタルギフトを使用するパターンも頻繁に見受けられます。
法人(toB)向けアンケート謝礼の相場
toB向けサービスのユーザーや、ビジネスイベント来場者など、法人のお客様を対象としたアンケートの相場について解説いたします。
そもそもの対象者数が限られていることや、個人向けに比べるとアンケート回答のハードルが高いこともあり、より高価格、かつ全員にプレゼントとなることが多いです。金額としては500円以上のギフトが使用される傾向があります。
一方で、展示会やセミナー参加者を対象としたアンケートなど、アンケート回収もさることながら、来店・イベント参加の促進を主な目的とし、多くの人数に配布する場合には、100円〜200円程度の低単価ギフトがよく使用されています。
また、抽選とする場合には、業界誌の読者アンケートとして1,000円程度のギフトを用意したり、展示会来場者アンケートの謝礼として3,000円程度のギフトを抽選でプレゼントしたりすることが多いようです。
法人向けのアンケートの場合、回答者属性が広いこともあり、受け取り手が商品を選べる「giftee Box」や「えらべるPay」が好まれています。
謝礼金額を決めるにあたっては、景表法などの法規制にも要注意
アンケート施策の内容によっては、景品表示法(景表法)の規制対象になることがあります。 もし景表法の対象となる場合、使用する謝礼の金額に制限があるので、施策実施前に各企業様の法務・コンプライアンス部門へご確認ください。
景表法の規制対象となるか否かは、アンケートが「取引に付随するか」がポイントです。商品の購入やサービスの利用、来店の誘引手段としてアンケートが用いられていると考えられる場合、対象となる場合があります。
また、保険業界など、業界によっては、景品の提供に関するルールが別途存在する場合がありますので、アンケート謝礼を用意するときは、自社が属する業界のルールも確認しておくと良いでしょう。
各法律に関しては、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
保険業法とは?保険キャンペーンにおけるギフトの規制ルールを解説! NGとされる条件や使用できる商品例も プレゼントキャンペーン担当者が知っておきたい「景品表示法(景表法)」をわかりやすく解説
まとめ
今回は、アンケート謝礼の相場感を、法人向け・個人向けに分けて解説いたしました。予算や目的などに合わせて、ギフトの選択肢は幅広く持っておく必要があります。
ギフティでは、コンビニエンスストアで使えるギフトから、旅行やお肉などの豪華なギフトまで、金額も種類も幅広くラインナップを取り揃えております。 ・ギフト一覧はこちら
また、謝礼の配布方法も、複数ご提案が可能です。 アンケート謝礼用途についての詳細はこちらのページをご覧ください。
配布するギフトの種類から配布方法まで一気通貫でのご案内が可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。 ・お問い合わせはこちら