Vポイントとは?概要から企業での活用事例まで解説

販促キャンペーンや社内向け施策を担当している方の中には「これまでのギフトや報奨制度では、ちょっと物足りない……」と感じている方も多いのではないでしょうか。最近では、こうした課題に対応する手段として「Vポイント」に注目が集まっています。
Vポイントは、三井住友カード株式会社が提供するポイントサービスで、企業のさまざまなシーンで柔軟に活用できるのが特長です。たとえば、キャンペーンの景品や従業員へのインセンティブ、新規会員獲得のための特典など、幅広い用途に対応できます。その使いやすさから、多くの企業が実際に利用を始めています。
この記事では、Vポイントの基本情報から、企業での具体的な使い方、導入手順、メリット・注意点まで、担当者の方に役立つ情報をわかりやすく解説していきます。販促キャンペーンでの活用にVポイントを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
キャンペーン施策の改善をお考えのご担当者様へ
こんなお悩みはありませんか?
・毎回同じギフトを送っていて、相手が本当に欲しいものを贈れているか不安 ・キャンペーン開始まで日がなく、早く納品できるものを探している ・ギフトの手配や配布の工数を削減し、運用負担を減らしたい
これらの課題を解決できるのが、弊社のデジタルギフト「giftee Box」です。
170ブランド・約1,000種類の中から、受け取った方が好きな商品を自由にお選びいただけます。 さらに、業界トップクラスのスピーディーな審査により、申込完了から最短1営業日で納品可能。最小金額は100円からご利用いただけます。
以下の資料では「giftee Box」で選べるブランド一覧や、実際に人気のある商品のランキングを公開しています。ぜひご覧ください。
Vポイントとは?
Vポイントは、三井住友カード株式会社が提供する共通ポイントサービスです。貯まったVポイントは、「VポイントPayアプリ」にチャージすれば、1ポイント=1円として買い物などに利用できます。
貯める方法
三井住友カードのクレジットカード・デビットカードの利用
スマホ決済(例:Vポイントアプリ、Visaのタッチ決済)での支払い
対象店舗での買い物やキャンペーン参加 など
使い道
1ポイント=1円相当として、Vポイント提携先のお店で使えるほか、キッチン家電や美容家電といった景品と交換したり、投資信託の原資に使えたりとさまざまな使い道があります。

※引用:Vポイント公式サイト
VポイントPayギフトとは?
そして、そんなVポイントをギフトとして受け取れるのが「VポイントPayギフト」です。
受け取った方は、VポイントPayアプリにチャージすることで、Apple Pay や Google ウォレット経由での支払いに利用できます。iD対応店舗やVisaのタッチ決済対応店舗での支払いに対応しており、たとえばコンビニなどで「iDで」と伝え、スマートフォンをかざすだけでスムーズに決済できます。
※VポイントPayギフトのチャージの仕方についての詳しい内容は公式サイトをご覧ください。
ただし、他社が発行する電子マネー(例:WAON、楽天Edy、nanacoなど)への直接チャージはできません。VポイントPayギフトでチャージした残高は、VポイントPayアプリのタッチ決済(iD、Visaタッチ)やネットショッピングでの支払い用として使う形になります。
法人活用にも最適なデジタルギフト
VポイントPayギフトは、法人向けのキャンペーン施策やインセンティブ施策での利用にも適しています。
企業はVポイントをまとめて購入・一括配布でき、受け取ったユーザーはデジタルで簡単に受け取り・利用が可能です。すべてのプロセスがオンラインで完結するため、
在庫管理が不要
配送手配も不要
スピーディーかつ柔軟な運用が可能
といったメリットがあるでしょう。企業がキャンペーン施策などでVポイントを活用する場合、Vポイントの購入ルートは主に以下の2つに分かれます。
三井住友カードの営業担当を通じた直接購入
代理店経由での購入
会社の規模や運用スタイルに応じて、使いやすい方法を選べます。
なお、弊社ギフティでは10円(10ポイント)からご利用いただけるため、よりさまざまなキャンペーンにご活用いただきやすくなっています。
おすすめのVポイント活用シーン
Vポイントは、企業のキャンペーンに最適なインセンティブです。物理的な景品と異なり、在庫リスクがなく、誰にとっても使いやすいデジタルギフトなので、幅広い層に喜ばれる特長があります。
Vポイントを導入する際に「どんな場面で活用できるのか」を具体的にイメージすることが重要です。ここでは、キャンペーンや顧客満足度向上、従業員向け施策、法人との取引など、企業が実際に活用できる具体的なシーンとその効果について詳しく解説します。
マストバイキャンペーン
ポイント活用キャンペーンを検討するなら「マストバイキャンペーン」の理解が重要です。商品購入を参加条件とする販促手法で、購買意欲向上や新規顧客獲得に効果的です。
レシートやバーコードなど、商品の購買証明確認が必要なため、大規模キャンペーンであれば、購買判定システムの導入がほぼマストとなります。
マストバイキャンペーンのポイント
- 商品の購買証明にはレシートなどを活用する
- レシートの読み取りシステム導入により運用負荷とコストを削減するべし
- 景品表示法を遵守した適切な景品設定で法的リスクを回避するのも重要
さらに詳しく知りたい方は、以下の記事にて、実施方法や成功事例について詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
アンケート謝礼
アンケート謝礼では、適切な設定により、回答率向上や質の高いデータ収集が可能になります。
謝礼は現金、ギフトカード、ポイント、クーポンなど多岐にわたり、予算や対象者、配布タイミングを考慮した選定が必要です。
アンケート謝礼設計のポイント
- 回答率向上に効果的な謝礼額を設定し質の高いデータ収集を実現する
- デジタル配布により即時性を確保し参加者の満足度を高める
さらに詳しく知りたい方は、以下の記事にて、相場感や選び方のポイントについて詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
新規会員獲得・顧客満足度向上施策
Vポイントは、新規会員の獲得施策にも大きな効果があります。たとえば、会員登録が完了したタイミングで1,000円分のVポイントを付与すれば、登録率のアップだけでなく、その後の利用促進にもつながります。
既存のお客様向けにも活用でき、誕生日や継続利用のタイミングでポイントを付与することで、エンゲージメントの向上が期待できます。特にサブスクリプションなどの継続課金型サービスでは、更新タイミングでポイントを贈ることで、解約防止にも一役買うでしょう。
カスタマーサポートの現場でも活用できます。たとえば、サービス不具合やクレーム対応の謝罪としてポイントを提供すれば、現金の返金よりも手軽でスピーディーな対応が可能。結果として顧客との関係維持にもつながります。
従業員向け福利厚生・業績報奨
社内施策としても、Vポイントをはじめとするポイントは優秀なインセンティブになるでしょう。営業成果や目標達成に応じてポイントを付与すれば、現金と比べて準備に手間がかからず、かつ従業員にとっても使いやすいメリットがあります。
たとえば近年では、四半期や年次の評価ランクに応じてポイントを支給する企業も増えています。
特に、日常で使いやすいポイントであれば、従来の現金支給から切り替えても社員側の利便性は損なわれにくく、受け取った本人も気軽に利用できます。さらに、企業側にとっても振込業務などの運用負荷を軽減できるため、制度の導入・運用がしやすい点が評価されています。
こうした背景から、インセンティブや報酬制度にポイントを活用する企業が増加傾向にあると思われます。その一つの選択肢としてVポイントもあり得るでしょう。
Vポイントを企業で活用するメリット

Vポイントの活用シーンを理解したら、次は自社にとってどのようなメリットがあるのかを確認しましょう。ここでは、顧客満足度の向上、運用面での利便性、そして信頼性と効果測定の観点から、Vポイント導入がもたらす価値について詳しく説明します。
幅広い利用先で顧客満足度を向上
Vポイントの一番の魅力は、誰でも使いやすい「汎用性の高さ」です。コンビニやネットショッピング、電子マネーへのチャージなど、日常のさまざまなシーンで使えるため「もらっても使い道がない」という心配がほとんどありません。
従来よく使われてきた商品券や特定店舗限定のクーポンに比べ、Vポイントは利用できる場所が圧倒的に多く、年齢や性別、住んでいる地域に関係なく満足されやすいのが特長です。
柔軟な金額設定とリアルタイム配布
Vポイントのもうひとつの強みが、運用の自由度です。ある程度自由に金額を設定できるため、キャンペーンの規模や目的にあわせて、柔軟に設計できます。無駄が出にくく、コスト効率の高い施策を実現できるのが特長です。
さらに、配布スピードも魅力のひとつ。たとえば、キャンペーンの当選発表と同時に、その場でポイントを送ることも可能です。これまで数日〜数週間かかっていた物理的な景品発送に比べて、即時対応ができるため、参加者の満足度も向上するでしょう。
信頼性の高いサービスと効果測定の容易さ
Vポイントは、三井住友カードが提供するサービスで、大手金融機関が運営しているという安心感があります。セキュリティやシステムの安定性、サポート体制も整っており、長期的に活用したい企業にとって、基盤のしっかりしたサービスは大きな安心材料です。
Vポイント活用時に押さえておきたいポイント
Vポイントのメリットを理解した上で、導入・運用時に注意すべきポイントも事前に把握しておくことが重要です。ここでは、税務処理、個人情報保護など、企業が気をつけるべき注意点と対策について詳しく解説します。
個人情報保護への対応
Vポイントの配布には個人情報の取り扱いが関わってくる点に注意が必要です。Vポイントを贈るために、メールアドレスや氏名を取得しなければならない場合、利用目的の明示や本人の同意取得、セキュリティ面の管理体制の整備など、個人情報保護法に沿った対応が求められます。
キャンペーン実施時の法的注意点
Vポイントを活用したキャンペーンを企画する際、忘れてはならないのが景品表示法(景表法)の遵守です。どんなに魅力的なキャンペーンでも、法令違反があれば措置命令や課徴金、さらには企業イメージの失墜といった深刻なリスクを招く可能性があります。
「景品の金額に制限はあるの?」「どのような表示が問題になるの?」といった疑問を抱える担当者の方も多いでしょう。景品表示法では、クローズド懸賞とオープン懸賞で異なる規制があり、一般懸賞・共同懸賞・総付景品それぞれに金額上限が定められています。
法務知識に不安がある担当者でも安心してキャンペーンを企画・実行できるよう、以下の記事では、景品表示法の基本から実務に直結する疑問まで詳しく解説しています。適切な知識でリスクを回避しながら、効果的なプロモーション活動を実現しましょう。
Vポイント以外の選択肢も検討してみよう
ギフトカードにはカードタイプとデジタルタイプがあり、さらにその種類は多岐にわたります。選択肢が豊富なぶん、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。贈る相手に喜んでもらえるギフトカードを選ぶには、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
全国どこでも使える自由度の高いもの
有効期限が長いもの
相手の趣味に合ったもの
相手の好みが分からない場合や複数人に贈る場合には、受け取った人が好きなものを選べる「選べるタイプのデジタルギフト」がおすすめです。このタイプは、贈り手と受け取り手の間でミスマッチを防ぎつつ、送付の手間も軽減できます。
受け取る人が複数のポイントや電子マネーから自由に選べるため、贈る側が頭を悩ませずとも「喜ばれるギフト選びの条件」を自然と満たせます。その結果、キャンペーン全体の運用効率も大きく向上します。
次に、Vポイントを含め、えらべるタイプのギフトを導入して成功を収めている企業の事例をご紹介します。
“日常使いのPay”に換えられる、もらって嬉しいデジタルギフト
デジタルギフトは、“すぐに受け取れて、すぐに使える”利便性が魅力です。 さらに、受け取った方が日常的に利用しているサービスのポイントに交換できれば、満足度は一層高まります。
ギフティの「えらべるPay」は、PayPayポイント、Amazonギフトカード、楽天ポイントなど、複数のキャッシュレス決済サービスのポイントから、受け取った方が自由に選べるデジタルギフトです。
<えらべるPayの特長> ・受け取った人が自分に合ったPayを選べるため、より高い満足度を実現 ・最低発注数の制限なし。最小50円から、1円単位で発注できる ・在庫管理・封入・発送の手間は不要で、業務負担の軽減につながる ・業界トップクラスのスピーディーな審査で、申込完了から最短1営業日で納品可能
サービス紹介資料では「えらべるPay」で選べる商品一覧や、実際の画面イメージ、料金体系、よくある質問などをまとめています。ぜひご覧ください。
デジタルギフトを活用した企業の成功事例
ここからは、実際にデジタルギフトを活用した企業の具体的な成功事例をご紹介します。シーン別にどのようにギフトが使われ、どんな効果を生んだのかを見ていきましょう。
顧客満足度向上・新規獲得|目標の倍の応募数を達成した事例
企業/ブランド名 | JNTLコンシューマーヘルス株式会社(Kenvueの日本支社)「リステリン」ブランド |
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目的 | ・「リステリン」の継続利用促進 ・新規顧客獲得 ・LINE友だち登録促進 |
成果 | ・目標の2倍の応募数を達成 ・新規・リピーター・他ブランド利用者に幅広くアプローチ |
JNTLコンシューマーヘルス株式会社様では、従来のキャンペーンでコストが膨らむという課題を解決するため、ギフティの包括的なサービスを活用されました。
キャンペーンでは、対象商品の購入個数に応じて200円〜500円分の「えらべるPay(※)」を付与。店頭POPの二次元コードからLINE認証でエントリーし、レシート画像をアップロードする仕組みを導入しました。また、初回参加時にLINE友だち登録とアンケート回答を条件に設定し、データ蓄積も実現しました。
※さまざまなキャッシュレス決済サービスのポイントの中から受け取った人が好きなポイントを自由にえらべるギフティのデジタルギフト
ギフティが「レシート解析から景品付与、事務局運営まで」を一貫してサポート。レシート判定機能付きマイレージシステムの提供から、問い合わせ対応まで、すべてをワンストップで運営した結果、目標の2倍の応募数を達成することができました。
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顧客満足度向上・新規獲得|応募数2,000件以上の人気企画となった事例
企業/ブランド名 | 自治体職員向け行政マガジン『ジチタイワークス』 |
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目的 | ・創刊5周年記念企画 ・行政マガジンの認知向上 ・読者への感謝還元 |
成果 | ・約1か月半の期間で自治体職員から2,000件以上の応募を獲得 ・新規読者との接点創出 |
『ジチタイワークス』では、創刊5周年記念として、従来の商品手配・配送コストとオペレーション工数の課題を解決するため、ギフティのサービスを活用したクイズ企画「ジチワQ」を実施されました。
クイズのブロックごとにテーマを設定し、そのテーマに合った賞品をプレゼントする企画として設計。勘で(噛んで)勝負で賞」では和牛やお米のギフト、「地域色を楽しみま賞」では地域の産品や旬の生鮮品を選べるWEBカタログなど、テーマに沿った魅力的なギフトをセレクトしました。さらに各賞20名ずつ500円分のデジタルギフトも追加して当選者数を増やし、参加意欲を高める工夫を行いました。
ギフティが13種類のギフトを用意し、賞品の手配を一括で対応。当選者への賞品配送もURLをメールで送付するだけだったため、手配・配送ともに非常にスムーズに運営できました。その結果、約1カ月半のクイズ回答期間に対し、自治体職員から2,000件以上の応募を獲得し、参加者からは「またぜひやってほしい」との声が多数寄せられる大好評の企画となりました。
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新規サービス促進|新規ゲームアプリリリースに際し、友達紹介キャンペーンを実施した事例
企業/ブランド名 | 株式会社コロプラ「とらべる島のにゃんこ」 |
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目的 | ・新規ゲームアプリの認知拡大・新規ユーザー獲得 ・友達紹介での効果的な拡散 |
成果 | ・開発負担を最小限に抑えてキャンペーン開始 ・紹介成立率50%超を達成 ・開始後6日間は毎日1,500件以上の紹介コード発行 ・継続率の高いユーザーを多数獲得 |
株式会社コロプラ様では、スマートフォン向けゲーム「とらべる島のにゃんこ」のサービス開始に際し、自社での友達紹介機能実装の工数とゲームアイテム以外のデジタルギフト活用という課題を解決するため、ギフティの包括的なサービスを活用されました。
友達を紹介すると、ゲーム内アイテムの衣装「黄色いほしかぶり」「水色のパーカー」が紹介者・被紹介者双方にプレゼントされ、さらにWチャンスとして「えらべるPay抽選券」が付与され、最大1万円分が1,000名に当たる抽選に参加できる設計としました。紹介成立条件にはプレイ時間約2時間で到達できるゲーム内レベルを設定し、被紹介者の利用定着を図りました。
ギフティのReferral(友達紹介システム)を利用することで、開発負担を最小限に抑えてキャンペーンを開始でき、わかりやすいキャンペーンページの効果もあり、開始後6日間は毎日1,500件以上の紹介コードが新規発行されました。紹介成立率は50%を超え、紹介されたユーザーにもしっかりゲームを遊んでもらい、継続率の高いユーザーを多数獲得することができました。
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自治体・公共機関での活用|県民の省エネ家電購入をサポート事例
企業/ブランド名 | 福島県庁生活環境部環境共生課 |
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目的 | ・カーボンニュートラルに向けたCO2削減 ・各家庭の省エネ家電買い替え促進 ・県民の生活支援 |
成果 | ・約28億円分の省エネ家電購入を後押し ・地元経済の活性化 ・デジタル化による業務効率化 ・紙とデジタル併用による多様な参加者の確保 |
福島県庁生活環境部環境共生課様では、県内各家庭から排出されるCO2削減と光熱費高騰による県民の生活支援という課題に対し、公共政策における平等性の確保も考慮しながら、ギフティの包括的なサービスを活用した省エネ家電買い替え促進キャンペーンを実施されました。
ギフティが事業者として選定され、最大16万円分の「えらべるPay」を配布する施策を展開。デジタル申請と郵便による申請の両方に対応し、幅広い年代の県民が参加できる仕組みを構築しました。また、ポイントの受け取りにSMSを使用することで、メールアドレスの打ち間違いによるトラブルを防ぎ、スムーズな配布を実現しました。
県民・販売店双方への積極的な周知活動により参加モチベーションを向上させ、地元メディアでも特集が組まれるなど高い注目度を獲得。古い家電を大切に使い続けている高齢者層にも販売店が丁寧に環境面でのメリットを説明し、適切な買い替えを促進しました。この結果、約28億円分の省エネ家電が購入され、CO2排出量削減と地元経済活性化の両方を達成することができました。
あわせて検討したいその他のギフトカード
ここまでVポイントの特徴や活用方法をご紹介してきましたが、インセンティブやギフト施策の目的・ターゲットによっては、別のギフトカードの方が効果的な場合もあります。最後に、法人利用で人気の高い2つのギフトカードをご紹介します。
図書カードNEXT
図書カードNEXTは、読書文化の促進と教育支援に特化した独特な価値を提供するギフトです。全国の書店やオンライン書店で書籍や雑誌の購入に利用できます。知識習得や自己啓発を促進する贈り物として、企業の人材育成施策や教育支援キャンペーンで高い効果を発揮します。
特に従業員の自己研鑽支援や顧客への教育的価値提供を重視する企業にぴったりです。研修参加や資格取得支援、学習コンテンツ購読促進などに活用できます。また、子育て世代向けのキャンペーンでも保護者から高い評価を得ています。
活用例
- 社員の資格取得や研修参加のインセンティブ
- 子育て世代向けの読書・学習支援キャンペーン
- CSR活動の一環としての地域学校や図書館への寄贈
さらに詳しく知りたい方は、以下の記事にて、企業での教育支援活用事例や導入効果について解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
JTB旅行券(JTBトラベルギフト)
JTB旅行券は、国内外の旅行や宿泊、交通機関の予約に使える汎用性の高いギフト券です。全国のJTBグループ店舗で利用でき、有効期限がないため長期保管も可能という大きなメリットがあります。
企業の福利厚生や永年勤続表彰、販売インセンティブなど、高額な報奨制度に適しています。旅行という特別な体験を贈ることで、従業員のモチベーション向上や顧客ロイヤルティの強化につながります。
活用例
- 永年勤続表彰や成績優秀者への特別報奨
- ワーケーション推進など新しい働き方支援
- 大量購入時の法人契約によるスムーズな手続き
さらに詳しく知りたい方は、以下の記事にて、企業での効果的な活用方法や購入手順について解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
まとめ|Vポイントで企業の課題解決と成長を実現
Vポイントは、三井住友カードが提供する、使い勝手のよいデジタルポイントです。幅広いシーンで使える柔軟さ、金額設定や配布のしやすさ、そして大手ならではの安心感がそろっていて、これまでのインセンティブ施策では難しかった、柔軟で効果的な運用が実現できます。
導入にあたってまず意識すべきなのは「何のために使うのか」という目的の明確化です。それに加えて、適切な予算の設計やスムーズな配布スケジュール、個人情報保護などへの配慮も大切なポイントです。さらに、実施後はきちんと効果を測定して、次に活かす改善を重ねることが、成功につながります。
また、近年はキャッシュレス決済サービスの選択肢が多様化しており、利用するサービスは人によってさまざまです。そのため、より多くの人から魅力的に思ってもらえるギフトを用意するのであれば、受け取った人が好きな電子マネーやポイントを自由にえらべる「選べるタイプのデジタルギフト」を検討するのも一つの手です。目的や対象者に応じて、最適なインセンティブをぜひご検討ください。
“日常使いのPay”に換えられる、もらって嬉しいデジタルギフト
デジタルギフトは、“すぐに受け取れて、すぐに使える”利便性が魅力です。 さらに、受け取った方が日常的に利用しているサービスのポイントに交換できれば、満足度は一層高まります。
ギフティの「えらべるPay」は、PayPayポイント、Amazonギフトカード、楽天ポイントなど、複数のキャッシュレス決済サービスのポイントから、受け取った方が自由に選べるデジタルギフトです。
<えらべるPayの特長> ・受け取った人が自分に合ったPayを選べるため、より高い満足度を実現 ・最低発注数の制限なし。最小50円から、1円単位で発注できる ・在庫管理・封入・発送の手間は不要で、業務負担の軽減につながる ・業界トップクラスのスピーディーな審査で、申込完了から最短1営業日で納品可能
サービス紹介資料では「えらべるPay」で選べる商品一覧や、実際の画面イメージ、料金体系、よくある質問などをまとめています。ぜひご覧ください。