【2025年最新】SNSキャンペーンの種類と事例を解説!成功のコツも紹介
SNSキャンペーンとは、商品の購買促進や認知拡大、ブランディングを目的とし、SNSを活用して開催するキャンペーンのことです。SNSはプラットフォームごとにメインのユーザー属性や実施できるキャンペーンの形式が異なり、それぞれの特色もあります。そのため、各SNSの特徴を深く理解し、キャンペーンの目的と照らし合わせた上で最適なチャネルを選ぶことが、SNSキャンペーン成功の鍵となります。
適切にSNSキャンペーンを設計し、成功すれば下記事例のような成果を挙げることも可能です。
・1日の最高RT数は7.3万RT、期間中合計で約60万RTを達成 ・友だち登録者数の目標17万名を約4か月で達成 ※RT:リツイートのこと。現在はリポスト(RP)と呼ばれる、拡散された回数のこと
本記事では、SNSキャンペーンの概要や各プラットフォーム違い、成功事例を紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
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・複数あるサービスからど何を選んで良いかが分からない ・相手が本当に欲しいものが分からない ・ギフトの発行や管理、運用の手間をなるべく削減したい ・利用状況を可視化したい
などのお困りごとがありましたら、ぜひgiftee for Businessの検討をしてみませんか。AmazonやPayPayなど有名なギフトカードはもちろん、コンビニやカフェなど、受け取り手に合わせた最適なギフトを選択できます。景表法や税務対応などの充実したサポートや発行・管理・運用が簡単で、利用状況の可視化も容易です。
SNSキャンペーンとは?
SNSキャンペーンとは、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSを活用して開催するキャンペーンのことです。Xでよく見られる、公式アカウントをフォローをして該当ポストをリポストすることで抽選に参加できる「フォロー&リポストキャンペーン」はSNSキャンペーンの一つです。
総務省の「令和6年版 情報通信白書」によると、SNSの利用者は増加傾向にあり、2028年には日本のSNS利用者は1億1,300万人以上に増加すると予測されています。そのため、SNSで実施するキャンペーンの重要度は年々高くなっているのです。
また、キャプテラが実施した「ソーシャルメディアにおける消費者の購買行動調査」によると、企業に関する情報やニュースを検索する頻度について、「毎日」と答えたユーザーが47%と圧倒的に多く、半数近くもいることが分かります。
このことから、多くのSNSユーザーが情報収集にSNSを活用していると言えるでしょう。だからこそ、SNSキャンペーンを実施することで成果を挙げられる可能性が高いと考えられます。
ただし、SNSプラットフォームによって主なユーザーの年齢層や、実施できるキャンペーンが異なるため、それぞれの特徴を把握してからキャンペーンを企画することが重要です。
【プラットフォーム別】特徴やSNSキャンペーンの種類
プラットフォームによって、ユーザーや実施できるキャンペーン内容が異なるとお伝えしましたが、実際にそれぞれの特徴について見てみましょう。
※年齢層や男女対比は、「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 <概要> 令和6年6月」を参考にしています。
X(旧Twitter)
【主なユーザーの年齢層】 Xの主なユーザーは10〜40代です。若年層だけでなく、さらに上の年齢層にもリーチできます。
【男女対比(男性:女性)】 男女の割合は、「5:5」でほぼ同等の割合です。そのため、男性向け・女性向け・どちらにもリーチしたい場合など、性別に関係なく幅広い商品・サービスのキャンペーンが行えます。
【特徴】 Xは、リポスト機能による拡散力の高さが最大の特徴です。投稿を見たユーザーがリポストボタンを押すだけで、フォロワーのタイムラインにも投稿が表示されます。
リポストしたユーザーのフォロワーがさらにリポストをして、その連鎖が起きれば、多くのインプレッション数を獲得することができるため、認知拡大につながりやすいでしょう。
【キャンペーンの種類】 ▼フォロー&リポストキャンペーン 対象アカウントをフォローし、対象ツイートのリポスト
▼フォロー&いいねキャンペーン 対象アカウントをフォローし、対象ツイートに「いいね」
▼フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーン 対象アカウントをフォローし、指定のハッシュタグをつけて投稿
【主なユーザーの年齢層】 Instagramの主なユーザーは10〜50代です。そのため、若年層から中年層まで幅広くリーチできます。
【男女対比(男性:女性)】 男女の割合は「4:6」と、やや女性ユーザーが多めです。そのため、ファッションや美容関連などが特に適しています。
【特徴】 Instagramは比較的若い世代の女性ユーザーが多いため、そのようなターゲットへの認知拡大やブランディング、売上促進などでの活用が効果的です。
また、投稿には必ず写真や動画を使用するため、視覚的なアプローチがしやすいのも特徴です。女性向けかつ、ビジュアルメインにすることが効果的な商品やサービスが適しています。
【キャンペーンの種類】 ▼フォロー&いいねキャンペーン 対象アカウントをフォローし、対象ツイートに「いいね」
▼フォロー&コメントキャンペーン 対象アカウントをフォローし、対象ツイートにコメント
▼フォロー&写真投稿キャンペーン 対象アカウントをフォローし、ハッシュタグやメンションを付けて条件に合う写真を投稿
LINE
【主なユーザーの年齢層】 LINEは連絡ツールとして普及したため、若年層から高年層まで全年代に利用されています。
【男女対比(男性:女性)】 男女の比率は「5:5」とほぼ同等の割合です。そのため、どのような商品やサービスでもキャンペーンを実施しやすいSNSと言えます。
【特徴】 LINEはSNSであるものの、主に連絡手段として全年代に幅広く活用されています。そのため、キャンペーン投稿を見てもらうのではなく、別のSNSなどで実施したキャンペーンによって、いかに友だち登録をしてもらえるかが重要になります。
LINEはメルマガに比べて開封率が高いため、友だち登録を増やし、メルマガと同時に運用していくのがおすすめです。ただし、他のSNSような拡散力はありません。
【キャンペーンの種類】 ▼友だち登録キャンペーン 友だち登録をしたユーザー全員が参加可能
▼マストバイキャンペーン 主に商品購入後、一定のアクションを起こすことで参加可能
TikTok
【主なユーザーの年齢層】 TikTokの主なユーザーは、10~20代です。メインは若年層であるものの、徐々に中年層のユーザーも増えてきています。
【男女対比(男性:女性)】 男女の割合は「4:6」と、やや女性ユーザーが多めです。そのため、ファッションや美容関連などが特に適しています。
【特徴】 TikTokはユーザー年齢の平均が年々上がってきてはいるものの、現在でも10代~20代のユーザーが多いことが最大の特徴です。そのため、若年層をターゲットとする場合には特に向いているプラットフォームと言えます。
ショート動画の共有プラットフォームであるため、その特徴を活かした、他のSNSでは見られないキャンペーンも実施されています。
【キャンペーンの種類】 ▼フォロー&いいねキャンペーン 対象アカウントをフォローし、対象ツイートに「いいね」
▼フォロー&コメントキャンペーン 対象アカウントをフォローし、対象ツイートにコメント
▼ハッシュタグチャレンジ 指定のハッシュタグを付けて動画を投稿
▼楽曲使用(エフェクト使用)キャンペーン 指定した楽曲やエフェクトを使って動画を投稿
SNSキャンペーンの成功事例6選
実際にSNSキャンペーンを実施すると、どのような効果が得られるのかについて、弊社ギフティをご利用いただいた企業様の成功事例を見てみましょう。
1. 【X】6万以上のリポストによって新商品の認知拡大を実現し、4.3万の新規フォロワーを獲得
ゴディバ ジャパン株式会社様では、新商品発売記念キャンペーンとしてXの公式アカウントをフォロー&リポストすると、その場で景品が当たるキャンペーンを実施しました。
フォロー&リポストという条件を達成後、キャンペーンURLにアクセスすることで抽選に参加でき、「GODIVA ギフト券(1000円)」か「ゴディバ キューブ トリュフ(11粒)ご試食」のいずれかがプレゼントされました。ハズレを無くすことで、キャンペーンへの参加のモチベーションを高めました。
その結果、6万以上のリポストが行われ、新商品の認知拡大が効果的に行えました。また、4.3万件の新規フォロワーも獲得できました。
▼この事例の詳細はこちら ゴディバ ジャパン株式会社様 - 新商品発売記念Xキャンペーンの導入事例
2. 【X】1日の最高リポスト数7.3万、期間中合計で約60万リポストを達成
Happy Elements株式会社様では、ゲームアプリ「あんさんぶるスターズ!!」の起動促進を目的として、ユーザーが期間中に毎日参加できるXキャンペーンを実施しました。
「あんさんぶるスターズ!!【公式】」Xアカウントのフォロー&リポストを参加条件とし、
・第一弾:フォロー&リポスト後、ツイート記載のURLから抽選に参加 ・第二弾:フォロー&リポスト後、指定のゲームアプリにアクセスし、お知らせに記載されたURLから抽選に参加
といったように、参加方法を期間ごとに変えました。
第一弾では、「App Store & iTunes ギフトカード(デジタルコード)500円分」もしくは 「Google Play ギフトコード500円分」のどちらか好きなデジタルギフトを500名にプレゼント。第二弾では、第一弾のギフトに加えて、ゲーム内に登場するかき氷にちなんでミニストップの「ハロハロ果実氷メロン」も景品として用意しました。
その場でギフトがもらえるようにしたことで、当選者の「当選報告ツイート」が多く投稿され、さらにキャンペーンが拡散。その結果、1日の最高リポスト数は7.3万回を記録し、期間中合計で約60万リポストを達成しました。約19万ユーザーが抽選に参加し、既存ユーザーのリテンションも実現できました。
▼この事例の詳細はこちら Happy Elements株式会社様|あんさんぶるスターズ!!アプリ内参加 Xキャンペーンの導入事例
3. 【X】目標値に対するツイートのインプレッション数112%達成
株式会社外為どっとコム様では、「外為どっとコム20周年記念企画」としてさまざまな企画を実施しました。
その中で、メインキャンペーンの認知拡大のために、Xキャンペーンを行うことに。公式アカウントをフォローし、指定のハッシュタグをつけて対象ポストを引用リポストすることを条件とし、抽選で1,000名の方に「えらべるPay(※)」をプレゼント。金額レンジは、1,000円分×100名、500円分×300名、200円分×600名としました。
※PayPayポイントやAmazonギフトカードなど、さまざまキャッシュレス決済サービスの中から自由にえらべるギフト
キャンペーンの投稿にクイズを記載し、クイズの回答としてメインキャンペーンの賞品名も投稿してもらうことで、認知拡大を図りました。さらに、クイズのヒントを20周年記年WEBサイトに掲載することで、サイトへの誘導にもつなげました。また、200円〜1,000円のデジタルギフトを景品とすることで当選者数を増やし、一人でも多くの方がメインキャンペーンの情報に触れられるようにしました。
その結果、対象投稿のインプレッション数は目標値に対して112%達成し、メインキャンペーンのエントリー数も本施策実施期間に目標値を達成しました。
▼この事例の詳細はこちら 株式会社外為どっとコム様 - Xキャンペーン の事例
4. 【X】約3万3,000件のリポスト数を達成し、フォロワー数120%増加
パーソルホールディングス株式会社様では、2021年11月25日に『田村淳が池袋Innovation Council特別編「はたらくって、何だ!?ミライ会議 Powered by パーソル」』を開催。そのイベントの告知・集客・X公式アカウントのフォロワー獲得を目的として、勤労感謝の日を切り口にXプレゼントキャンペーンを実施しました。
フォロー&リポストを参加条件とし、「giftee Box(※)」300円分を抽選で5,000名にプレゼントするキャンペーンで、告知バナーは視認性にもこだわりました。
※1000種類以上のラインナップの中から受け取った人が好きな商品を自由に選べるデジタルギフト
その結果、該当ツイートのリポスト数は約3万3,000件を達成し、フォロワー数は実施前と比較して120%増加しました。
▼この事例の詳細はこちら パーソルホールディングス株式会社様 - Xキャンペーンの導入事例
5. 【LINE】短期間の実施にもかかわらず、約2,500人がキャンペーンに参加
公益社団法人日本医師会様では、LINE公式アカウントの友だち登録数の増加や、国民の声を聞くことを目的とした、LINEインスタントウィンキャンペーンを実施しました。
公式LINEアカウントを友だち登録し、アンケートに回答した方の中から抽選で、5名に公式キャラクターのキーホルダーとオリジナルデザインのQUOカード1,000円分、100名に「giftee Box」500円分をプレゼントするという内容です。
1か月という短期間での実施だったものの、約2,500人に参加してもらうことができ、国民が求める情報などを具体的に把握できる機会となりました。さらに、アンケートの結果を見ると、デジタルギフトを貰えることを喜んでいる方も多く見られたとのことです。
▼この事例の詳細はこちら 公益社団法人日本医師会 - LINEインスタントウィンキャンペーンの導入事例
6. 【LINE】広告よりも低単価で友だちの獲得に成功
バリュエンスジャパン株式会社様が運営する「なんぼや」では、LINE査定を利用した買取件数増加を目的として、「なんぼやLINE公式アカウントの友だち獲得キャンペーン」を実施しました。
弊社ギフティが運営する「gift wallet(デジタルギフトをLINE上で保存・管理できるサービス)」のユーザーに向けて、gift wallet上の広告枠に、なんぼやLINE公式アカウントを友だち登録するとギフト抽選に参加できるキャンペーンの告知を掲載しました。
そうすることで、LINE外の媒体から新規の友だちを獲得できるため、これまでリーチできなかったユーザーの獲得が可能となり、低単価での友だち獲得を実現しました。
▼この事例の詳細はこちら バリュエンスジャパン株式会社様 - なんぼや LINE友だち登録キャンペーンの事例
デジタルギフトは導入実績NO.1の「giftee for Business」で
giftee for Businessは、導入実績50,000件を超えるデジタルギフトサービスです。幅広い価格帯のギフトを取り扱い、SNSキャンペーンや来店促進の景品、福利厚生など、さまざまなシーンで利用可能です。もしも現在、
・複数あるサービスからど何を選んで良いかが分からない ・相手が本当に欲しいものが分からない ・ギフトの発行や管理、運用の手間をなるべく削減したい ・利用状況を可視化したい
などのお困りごとがありましたら、ぜひgiftee for Businessの検討をしてみませんか。AmazonやPayPayなど有名なギフトカードはもちろん、コンビニやカフェなど、受け取り手に合わせた最適なギフトを選択できます。景表法や税務対応などの充実したサポートや発行・管理・運用が簡単で、利用状況の可視化も容易です。
SNSプラットフォームを選ぶポイント
SNSプラットフォームごとの違いを見ても、どのSNSでキャンペーンを実施すべきかわからない人という方もいらっしゃるでしょう。そこで、プラットフォームを選ぶポイントについて解説します。
・ターゲットの属性で選ぶ ・コンテンツ形式で選ぶ ・拡散力で選ぶ
では、これらのポイントついて詳しく見ていきましょう。
ターゲットの属性で選ぶ
まず、自社の商品やサービスのターゲットを明確にし、その年齢層や性別によって選びましょう。
たとえば、女性向けなら「Instagram」、若年層向けなら「TikTok」といったように、ターゲットの属性によって選ぶべきプラットフォームは異なります。
「X」の場合は比較的幅広い年齢層、かつ性別に関係なく活用しやすいため、ターゲットの範囲が広い場合におすすめです。
コンテンツ形式で選ぶ
プラットフォームごとに、以下のようにメインとなるコンテンツ形式が異なります。
・X:テキストメイン ・Instagram:画像メイン ・TikTok:動画メイン
商品やサービスをビジュアルでアピールしたい場合は、「Instagram」や「TikTok」が適しています。ビジュアルを重視しない拡散力の強いキャンペーンをするのであれば、「X」の方が適しているでしょう。
拡散力で選ぶ
SNSはシェア機能の有無で拡散力が異なります。拡散力を重視するなら、リポスト機能がある「X」や、アルゴリズムによって拡散されやすい「TikTok」がおすすめです。
「Instagram」にもリポスト機能があるものの、Xなどよりも手順が面倒であり、知らない人も多くいるため、やや拡散力には欠けてしまいます。そのため、ハッシュタグをつけてお題に沿った写真を投稿してもらい、フォロワーに見てもらうといったことが重要になります。
SNSキャンペーンを成功させるコツ
ここまで、SNSプラットフォームの特徴や選び方などについて解説しましたが、どのプラットフォームにも共通する「SNSキャンペーンを成功させるコツ」についても見ていきましょう。
・目的とターゲットを明確にする ・魅力的な景品を選定する ・SNSキャンペーンツールを活用する
では、これらのコツについて詳しく解説します。
目的とターゲットを明確にする
SNSキャンペーンを実施する際に、まずやるべきことは「目的とターゲットの明確化」です。何を目的とし、どのようなユーザーがターゲットとなるのかによって、選ぶべきプラットフォームやキャンペーンの種類、景品が変わるからです。
目的やターゲットが明確になっていないままSNSキャンペーンを企画した場合、何をもって「成功」とするのかもわからず、商品やサービスに適していないキャンペーンを実施してしまう可能性があります。
そのため、何のためにSNSキャンペーンを実施するのか、自社のターゲットとなるユーザーはどのような人物かを明確にしておきましょう。
魅力的な景品を選定する
ターゲットやキャンペーン内容に適した景品を用意しましょう。
たとえば、書籍に関するキャンペーンなら図書カード、旅に関するキャンペーンなら全国のご当地グルメのカタログといったように、キャンペーンに関連する景品なら、ターゲットが魅力的に感じる可能性が高いでしょう。また、年齢や性別を考慮し、どのようなものなら喜ばれるかをしっかり検討してください。
なお、キャンペーンへの参加ハードルに合わせて、景品の金額も変えましょう。フォロー&いいね程度なら簡単にエントリーできるため、そこまで高額な景品でなくても参加してもらえるでしょう。しかし、「お題に合わせた動画を撮って投稿する」といった内容の場合は参加ハードルが高くなるため、それでも参加したくなるような景品が必要です。
SNSキャンペーンツールを活用する
SNSキャンペーンの抽選では、応募ユーザーの中から抽選、結果発表、商品の発送、といった手順を踏む必要があります。これらをすべて人の手で行うと、業務が煩雑になりやすい点がネックです。
しかし、SNSキャンペーンツールを使うと、キャンペーンの実施をある程度自動化できます。デジタルギフトサービスによっては、SNSキャンペーンツールを提供していることもあり、自社でシステムを構築しなくても、インスタントウィン(即時抽選)などが実施可能です。当選者にDMで景品を贈るまで自動で行ってくれます。
そのため、商品発送や在庫管理などの手間もかからず、キャンペーンにかかる業務を大幅に削減することが可能です。
SNSキャンペーンで見落としがちな景品表示法
SNSキャンペーンに景品を用いるのであれば、景品表示法(景表法)を理解しておかなければいけません。
どのようなSNSキャンペーンを実施するかによって景表法に当てはまるかどうかも異なるため、パターン別に見ていきましょう。
※参考:一般懸賞について|消費者庁
フォロー&リポスト(いいね)キャンペーンなど、誰でも参加できる場合【対象外】
SNSのアカウントのフォローやリポスト、いいねを押す行為は、直接的に商品やサービスの購入につながるものではないと考えられます。また、景品をDMや郵送で送付する場合、顧客が来店する必要もないでしょう。
この場合は、他に取引につながる可能性が高いと認められる要素がない限り、告知から景品提供まで取引に関連しないものと判断されるため、景品規制の対象にはならないと考えられます。
購入した商品をハッシュタグ付けして投稿してもらう場合【対象】
ハッシュタグを付けて購入した商品について投稿してもらう場合は、景表法の「一般懸賞の規制」の対象となり得ます。たとえば、
・商品・サービスを購入しないと応募できない ・商品・サービスを購入することで、応募に必要なクイズの解答やヒントが分かる ・キャンペーンに応募することが、商品・サービスを購入すること(取引)につながる可能性が高い
といった場合には、取引に付随すると認められ、景表法の規制対象となります。
通常、企業のアカウントをフォローしたり、指定したハッシュタグを付けて投稿したりする行為自体は、商品・サービスの購入にすぐつながるものではありません。しかし、上記のようなケースでは商品を購入する可能性が高いと考えられることから「取引」に付随するとみなされ、一般懸賞の規制対象となる可能性が高くなります
景品の受け取りに来店が必要な場合【対象】
景品の受け取りに来店が必要な場合は、景表法の「総付景品の規制」の対象となり得ます。なぜなら、当選者は景品を受け取るために店舗を訪れる必要があり、その行為が取引に付随すると考えられるためです。
※本記事の内容はあくまで株式会社ギフティとしての見解であり、本記事の内容が法令の解釈に適合していることを保証するものではなく、本記事の内容に基づいて被ったいかなる損害についてもギフティは一切責任を負いません。また、ギフトのプレゼントや使用に関する最終判断は、キャンペーン実施企業様に委ねています。
まとめ
本記事では、SNSキャンペーンの概要やプラットフォームごとの特徴、成功させるコツなどを解説しました。
SNSはプラットフォームごとにユーザー層や実施可能なキャンペーンの形式が異なり、それぞれ独自の強みがあります。そのため、各SNSの特性をしっかりと把握し、キャンペーンの目的に応じて最適なチャネルを選定することが、成功のポイントとなります。
また、キャンペーンの内容によっては、景品表示法の規制対象に該当するケースもあるため、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。ギフティでは、SNSキャンペーンのツールはもちろん、キャンペーン設計に関する知見も提供可能です。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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などのお困りごとがありましたら、ぜひgiftee for Businessの検討をしてみませんか。AmazonやPayPayなど有名なギフトカードはもちろん、コンビニやカフェなど、受け取り手に合わせた最適なギフトを選択できます。景表法や税務対応などの充実したサポートや発行・管理・運用が簡単で、利用状況の可視化も容易です。