資料請求の特典にAmazonギフトカードは有効?メリット・注意点・配布方法を解説

「資料請求のコンバージョン率が伸び悩んでいる」
「リード獲得数を増やしたいものの、有効な打ち手が見つからない」
こうした課題は、多くのマーケティング担当者が日常的に直面しているものではないでしょうか。
こうした課題を解決する方法のひとつとして注目されているのが、資料請求の特典にAmazonギフトカード(アマギフ)を活用する施策です。Amazonギフトカードは知名度・利便性ともに高く、ユーザーの行動を後押しするインセンティブとして一定の効果が期待できます。
本記事では、Amazonギフトカード施策の基本的なメリット・デメリットを整理した上で、質の高いリードを獲得するための設計・運用の考え方、効果を高める配布タイミング、さらに景品表示法などの法的な注意点までを具体的に解説します。
資料請求特典にデジタルギフトを検討しているご担当者様へ
短期間に資料請求の件数を増やすなら、請求特典として謝礼を設計してみてはいかがでしょうか?その手段の一つとして、デジタルギフトの活用が注目されています。
従来の郵送型の謝礼とは異なり、スマホで簡単に受け取れるデジタルギフトなら、発送の手間やコストを削減でき、迅速な配布が可能です。
本資料では、デジタルギフトの基本から具体的な活用例、導入メリットまでを詳しく解説しています。 ぜひご活用ください。
資料請求の特典にAmazonギフトカードを選ぶメリット
資料請求キャンペーンの特典として、Amazonギフトカードを採用する企業が増えています。これは単なる流行ではなく、現代のWebマーケティングにおいて非常に理にかなった選択であるからです。
ここでは、導入を検討する上で必ず押さえておきたい3つの大きなメリットを、実務的な視点から解説します。
ユーザーの心理的障壁を打破し、コンバージョン率を向上できる
資料請求において最大の離脱要因となるのが、個人情報を入力することに対する心理的な抵抗感です。ユーザーにとって、氏名やメールアドレス、会社情報を入力する行為は一定の負担であり、その負担を上回る明確なメリットが提示されなければ、行動にはつながりにくくなります。
この点において、Amazonギフトカードは有効なインセンティブとなります。国内での認知度が非常に高く、数億点の商品から自由に利用できるため、ユーザーにとっては現金に近い価値を持つ特典として受け取られやすいのが特徴です。その結果、「入力の手間に見合うリターンがある」と判断されやすくなり、申し込みへの心理的なハードルを下げる効果が期待できます。
また、デジタルコード形式を採用すれば、資料請求後に即時で特典を送付することも可能です。これにより、ユーザーは「申し込み後すぐに特典が得られる」という明確なメリットを感じやすくなり、その場での意思決定を後押しします。結果として、離脱防止とコンバージョン率の向上につながります。
物理的な管理コストをゼロにし、コア業務へ集中できる環境を作れる
従来のノベルティや図書カードなどの配布には、担当者のリソースを奪う膨大なバックオフィス業務が隠れていました。たとえば、在庫を保管するスペースの確保から始まり、梱包作業、配送手配、さらには配送事故や住所不備による返送への対応など、その工数は無視できない規模になります。
一方、デジタルコード運用であれば、これら物理的なプロセスをすべて排除できます。メールや専用システムを通じて自動または半自動で配布できるため、配送コストや梱包資材の費用も一切かかりません。
発送トラブルのリスクを最小限に抑えつつ、浮いた時間をマーケティング施策の分析や改善といった本来注力すべきクリエイティブな業務に充てられるようになります。
柔軟な金額設計により、ROI(投資対効果)を緻密に管理できる
Amazonギフトカードは発行金額を柔軟に設定できるため、キャンペーンの目的や予算に応じた「戦略的な運用」が可能です。
従来のギフト券は500円や1,000円といった固定額面が一般的でしたが、Amazonギフトカードなら少額の 金額から設定できるため、獲得単価(CPA)を厳密にコントロールしながら、ターゲットの深度に合わせた出し分けが可能になります。
たとえば、簡易的な資料ダウンロードには低額を設定し、より確度の高い商談予約や詳細なアンケート回答には高額を設定するといった段階的な設計により、予算の無駄を省きながら質の高いリード獲得を目指せます。
また、キャンペーンの進捗を見ながらリアルタイムで金額を調整できるため、PDCAを回しながら常に最適な投資対効果を追求できる点も大きな強みです。
資料請求キャンペーンでのAmazonギフトカード配布方法
Amazonギフトカードを資料請求の特典として活用する場合、自社の運用体制やキャンペーンの規模、さらには「どの程度の工数を割けるか」によって最適な配布方法は異なります。
Amazonギフトカード施策は、やり方を間違えなければ成果につながる一方で、設計を軽く見ると“負担だけが増える施策”になりやすいのが実情です。だからこそ、自社の体制や配布規模を踏まえた、無理のない運用設計が欠かせません。
まずはギフトカードの種類を正しく理解し、「何ができて、何ができないのか」を整理した上で、現実的な配布フローを選択していきましょう。
Amazonギフトカードの種類と特徴
Amazonギフトカードには大きく3種類ありますが、資料請求特典として実際に運用されているのは「コードタイプ(Eメールタイプ)」です。
タイプ | 概要 | 資料請求特典としての適性 |
|---|---|---|
コードタイプ(Eメールタイプ) | デジタルコードをメールで送付できるタイプ。金額指定も柔軟 | ◎ 最適 |
カードタイプ | 物理的なカード。店頭購入または郵送で届く。パッケージ付き | △ 発送の手間・コストがかかる |
チャージタイプ | 購入者自身のAmazonアカウントに直接チャージされる | × 人に送るのには不向き |
カードタイプは「気持ちは伝わるが、現場が回らない」ケースになりがちです。発送手配、在庫管理、遅延対応など、本来やらなくていい業務が増えてしまうためです。
また、チャージタイプはそもそも第三者への付与を前提としていないため、キャンペーン用途には適していません。
この点、コードタイプはデジタル完結で、金額調整や配布スピードにも柔軟に対応できます。私たちが支援してきたキャンペーンでも、資料請求施策との相性は最も安定している形式です。
少規模・テスト導入に適した「直接購入による個別送付」
まず試してみたい、というフェーズであれば、Amazon公式サイトからEメールタイプを購入し、手動で送付する方法も選択肢になります。実際、テスト導入や月数件レベルの施策であれば、これで十分成果を確認できます。
ただし、配布数が増えた瞬間に“人の手”がボトルネックになる点は避けられません。配布数が増えるにつれて、誰にどのコードを送ったかのリスト管理が煩雑になり、誤送信や送り漏れといった人為的ミスが発生するリスクが高まります。また、ギフトの開封状況や利用状況をリアルタイムで把握することも困難なため、一定数以上の配布を想定する場合は、運用の限界がすぐに訪れることになります。
配布タイミングと条件設定のポイント
Amazonギフトカードを「いつ」「どの条件で」付与するかは、単なる運用上の判断ではありません。獲得できるリードの量と質、その後の商談効率まで左右する、極めて重要な設計ポイントです。
資料請求数を最大化したいのか、それとも商談につながる見込み度の高いリードを厳選したいのか。
まずは自社の目的を明確にし、その目的に合った配布条件を設計することが欠かせません。ここを曖昧にしたまま施策を始めると、「数は集まったが、誰も追えない」という状況に陥りがちです。
資料請求完了時の即時配布
もっともコンバージョン率を押し上げやすいのが、資料請求フォームの送信完了と同時にギフトコードを付与する設計です。ユーザーにとって「申し込んだ瞬間に特典が届く」という体験は、入力の手間や個人情報提供への抵抗感を一気に下げ、行動を強く後押しします。
新規サービスの立ち上げ期や、まずは認知拡大・接点創出を優先したいキャンペーンにおいては、非常に有効な手法です。
一方で、ハードルを下げる分、特典目的のみのリードが一定数混在することは避けられません。この配布方法を採用する場合は、後続の営業フェーズでどのように優先順位を付けてフォローアップするか、といった後工程の設計まで含めて考えておくことが前提となります。
アンケート回答後の配布
資料請求に加えて、3〜5問程度の簡単なアンケート回答を条件とする方法は、リードの質を保ちつつ、情報精度を高めたい場合に適した設計です。業種、課題、検討時期などを事前に把握できるため、営業担当者は相手の状況を踏まえた、無駄のないアプローチが可能になります。
また、アンケートという一段階上のアクションを求めることで、特典だけを目的とした層を自然にふるいにかける効果も期待できます。
ポイントは、ユーザーの負担を過度に増やさないことです。設問は選択式を中心にし、回答時間が1分程度に収まる設計にすることで、離脱を抑えながら実用的なデータを取得できます。
商談設定完了後の配布
リード数よりも「商談につながる確度」を最優先する場合は、オンライン面談やヒアリングの実施を条件とした配布設計が効果的です。この場合、ユーザーが割く時間や労力が大きくなるため、特典金額を2,000円〜3,000円程度に設定し、行動への後押しとするケースが多く見られます。
この設計の最大の利点は、実名・実態での接触に応じてくれる見込み度の高い層にのみ、コストを集中できる点です。
無差別な配布による予算消化を防ぎつつ、インサイドセールスの工数を無駄にすることなく、受注に近い層へリソースを投下できるため、結果的にROIを高めやすくなります。
資料請求での効果的な活用シーン
資料請求の特典としてAmazonギフトカードを活用する施策は、単にリード数を増やすためのテクニックではありません。私たちが多くの企業を支援してきた中で実感しているのは、マーケティングプロセスの各フェーズに存在する「詰まり」を解消する手段として、非常に相性が良いという点です。
「なかなか最初のアクションが取られない」「次のステップに進んでもらえない」そうした課題が、どの段階にあるのかを意識しながら、代表的な活用シーンを見ていきましょう。
BtoC領域での活用例
不動産・注文住宅の「カタログ一括請求」での接点作り
住宅購入やリフォームを検討するユーザーの多くは、最初から一社に絞り込むことはなく、複数社の情報を比較するところから始めます。
一方で、カタログ請求では住所・電話番号に加え、年収や入居希望時期など、非常にセンシティブな情報の入力が求められます。この時点で、ユーザーが離脱してしまうケースは少なくありません。
そこで「カタログ請求でAmazonギフトカードをプレゼント」といった特典を提示することで、情報開示に対する心理的な抵抗感をやわらげ、最初の一歩を踏み出してもらいやすくなります。
他社と比較されることが前提の不動産業界において、まずは自社のカタログを手に取ってもらい、比較検討の土俵に乗る。その“最初のハードル”を越えるための手段として、Amazonギフトカードは武器となります。
保険相談やFP相談の「予約・面談」への引き上げ
生命保険や資産運用といった金融領域では、資料請求から「対面相談」段階へ進んでもらうことが大きな壁になります。内容が複雑で、かつ将来に関わるテーマだからこそ、ユーザーは時間的負担だけでなく、心理的なプレッシャーも感じています。
こうした場面では、資料請求に加えて「オンライン面談の実施」や「ライフプラン診断の完了」を条件に Amazonギフトカードを付与する設計が有効です。
面談に対する心理的コストを特典で相殺することで、相談件数を底上げし、結果的に成約率の向上につながります。
教育・資格・習い事の「体験授業」や「資料請求」の促進
教育関連サービスは、内容の違いが事前に伝わりにくく、ユーザーが「どこを選べばいいか分からない」状態に陥りやすい領域です。とくに入会シーズンなど競合が一斉に広告を出す時期には、差別化が難しく、検討リストにすら入らないケースも少なくありません。
「資料請求でAmazonギフトカードをプレゼント」というシンプルな訴求は、数ある選択肢の中から「まずはここを見てみよう」と思ってもらうための、分かりやすい動機になります。
また、子ども向け商材であっても、決裁者である保護者にとって、Amazonで日用品や書籍に使えるギフトカードは実用性が高く、高い反応率が期待できます。
買取・査定サービスの「査定依頼」のきっかけ
車やブランド品、不動産などの査定サービスでは「少しでも高く売りたい」という期待と、「手間が面倒」という心理が常にせめぎ合っています。このとき、「無料査定の資料請求」にAmazonギフトカードという確実なメリットを添えることで、他社に流れる前に自社へのアクションを促すことができます。
査定結果に関わらず“動いたこと自体に価値がある”設計にすることで、相見積もりの候補として選択肢に入ってもらいやすくなります。
BtoB領域での活用例
SaaS・ITサービスの資料請求促進
SaaSやITサービスの市場では、類似サービスが多く、ユーザーが「どの資料を読むべきか決めきれない」状態に陥りがちです。この「選ばれない」状態を打破するためのきっかけとして、Amazonギフトカードは非常に分かりやすい付加価値になります。
特に検討初期のユーザーにとっては、機能差よりも「まず情報を集める理由」が重要になるため、資料を手に取ってもらう最初のフックとして効果を発揮します。
展示会・セミナー後のフォローアップ
展示会や大規模なウェビナーの直後は、参加者のもとに大量のフォローアップメールが届きます。自社のメールがその他大勢の連絡の中に埋もれてしまい、開封すらされないという状況は少なくありません。
そこで、後日のフォローメールにて「展示会ではお伝えしきれなかった詳細資料の送付」と共に、アンケート回答への謝礼としてAmazonギフトカードを提示することで、接触率を大きく引き上げることが可能です。
特典という強力な開封動機を作ることで、接触率を劇的に向上させ、展示会で得た接点を冷まさないうちに、次の商談フェーズへと引き上げることが可能になります。
比較サイト・一括資料請求サービスでの差別化
複数の競合製品が同一ページに並ぶ比較サイトや一括資料請求サービスでは、ユーザーの視線は上位表示されている企業や、知名度の高いブランドに集中します。後発サービスや中小規模のサービスがその中で選ばれるためには、何らかの「選ぶ理由」を提示しなければなりません。
「資料請求でAmazonギフトカード500円分」といった特典を明記することは、同じカテゴリ内で自社を優先的に選択してもらうための合理的なインセンティブです。掲載料という固定費がかかっている媒体において、特典コストを追加してでも獲得件数を伸ばすことで、結果として1件あたりの獲得単価(CPA)を低く抑えられるかもしれません。
顧客調査・アンケート協力への謝礼
既存顧客や見込み客に対して、製品改善や市場調査のためのアンケートを実施する際にも、Amazonギフトカードは効果的です。
「アンケートにご協力いただいた方にAmazonギフトカード1,000円分をプレゼント」といった形で謝礼を用意すれば、回答率の向上が見込めます。資料請求と組み合わせて「資料請求+アンケート回答」をセットにすれば、リード獲得と顧客理解を同時に進められます。
新製品の開発や既存サービスの改善に向けた市場調査、あるいは既存顧客への満足度調査など、深いインサイトを得るためのアンケートにおいてもAmazonギフトカードは重宝されます。こうした調査は回答の負荷が高いため、ボランティアベースでは十分なサンプル数を確保するのに時間がかかってしまいます。
「アンケート協力への謝礼」として汎用性の高いAmazonギフトカードを用意することで、回答の心理的ハードルを下げ、短期間で質の高いデータを集めることができます。資料請求とアンケートをセットにし、特典を付与することで、新規リードの獲得と深い顧客理解を同時に、かつスピーディーに進める体制が整います。
資料請求の特典にAmazonギフトカードを活用する際の注意点
Amazonギフトカードを活用した資料請求施策は、設計次第で大きな成果を生みます。一方で、運用を誤ると「想定以上にコストだけが膨らむ」「現場が疲弊する」「後から止めざるを得なくなる」といった事態にもなりかねません。
私たちが現場で数多く見てきたのは、施策そのものが悪いのではなく、“詰めきらないまま始めてしまった”ことによる失敗です。
ここでは、そうした失敗を未然に防ぐために、最低限押さえておきたいポイントを整理します。
特典目的の「低質リード」を排除し、商談化率を維持する仕組み作り
インセンティブの訴求力を高めるほど、サービスへの関心が薄い「特典受け取りのみ」を目的としたユーザーが混入するリスクが高まります。これはAmazonギフトカードに限らず、すべてのインセンティブ施策に共通する構造的なリスクです。これを防ぐためには「前提として織り込んだ設計」にすることです。
たとえば、単なる資料送付だけでなく、数問のアンケート回答やヒアリングへの同意を配布条件に組み込むことで、手間をかけてでも情報を得たい層=関心度の高いリードを自然に抽出できます。
また、フォーム内に業種、従業員規模、検討時期といったセグメント項目を設けることも有効です。入力の手間は増えますが、これがフィルターの役割を果たし、ターゲット外のユーザーによる安易な申し込みを抑制します。
大切なのは、獲得数とリードの質のバランスを常にモニタリングし、A/Bテストを繰り返しながら、自社の営業リソースに見合った最適な「ハードルの高さ」を見つけ出すことです。一度決めて終わりではなく、運用しながら調整していく前提で考えましょう。
Amazonのブランドガイドラインと正式名称の遵守
Amazonギフトカードを法人の形で売買契約を締結された場合、Amazonギフトカード商標(ロゴなど)をガイドラインに則って利用可能です(個人で大量購入し、Amazonギフトカードをインセンティブとして配布する際は、商標は利用できません)。
しかし、Amazonギフトカードを扱う以上、Amazonが定めるブランドガイドラインの遵守は避けて通れません。意図せずルールを逸脱してしまい、「急にキャンペーンを止めることになった」「表現をすべて修正する羽目になった」というケースも、実際に起こり得ます。
特に注意したいポイントは以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
正式名称の使用 | 「アマギフ」「Amazonギフト券」ではなく、「Amazonギフトカード」が正式名称です。広告やLP上では正式名称を使用しましょう |
ロゴの使用制限 | Amazonのロゴやトレードマークを無断で使用することはできません。使用する場合はAmazonの承認が必要です |
免責事項の記載 | キャンペーン告知には、Amazonがスポンサーではないことを明示する注釈が必要な場合があります |
詳細なガイドラインはAmazonの公式サイトで確認できます。
なお、giftee for Business でもAmazonギフトカードをご提供可能ですが、その際は法人契約と同様、ガイドラインに準拠した形で商標利用することが可能です。その際は、弊社で審査業務を代行させていただいております。
景品表示法への配慮と提供金額の妥当性
資料請求のみを条件とする場合、原則として景品表示法の金額制限は受けません。ただし、業界独自の規約が存在するケースや、商談・契約と密接に結びつく設計を行う場合は、想定外の制限に抵触する可能性があります。
特に1,000円を超えるような高額設定を行う際は、念のため法務確認を行うのが実務上の定石です。
なお、景表法について詳しくお知りになりたい方は以下の記事をご覧ください。
資料請求でAmazonギフトカードを活用するならデジタルギフトもおすすめ
資料請求の特典としてAmazonギフトカードを活用するのであれば、最終的にはえらべるタイプのデジタルギフトも検討しても良いでしょう。
デジタルギフトとは、URLや二次元コードを通じて電子のギフトを配布できるサービスのことです。デジタルギフトの詳しい内容については以下の記事をご覧ください。
その中でも、えらべるタイプのものは受け取った人が好きなギフトをえらべます。
たとえば、弊社の「giftee Box」では、Amazonギフトカード以外にも、他の主要なポイントや各種電子マネー、カフェチェーンのチケットなど、複数の選択肢の中からユーザーが好きなものをえらべます。
どれほどAmazonギフトカードが汎用性に優れているとはいえ、ユーザーのライフスタイルや好みは多様です。配布側が一方的にギフトを指定するのではなく、「お好きなものを選んでください」という付加価値を提示することで、資料請求に対するインセンティブとしての魅力はさらに高まります。
結果として、同じ広告予算であってもコンバージョン率の向上が期待でき、投資対効果を最大化させることが可能になります。
えらべるタイプのギフトでより顧客満足度を高めた成功事例
ではここからは、デジタルギフトサービスを活用し、ギフトカード配布を施策に取り入れた企業の成功事例を見ていきましょう。
LINEアンケートキャンペーンで回答目標120%を達成した事例
企業/ブランド名 | 株式会社LIFULL |
|---|---|
目的 | LINE公式アカウント友だち登録ユーザーへのアンケート配信 デジタルギフトを活用したアンケート回収数の向上 |
成果 | 2週間でアンケート回収目標数の120%を達成 開発工数の削減、問い合わせ窓口の負荷軽減 |
株式会社LIFULL様は、住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」のLINE公式アカウントにおいて、友だち登録ユーザー向けにアンケートキャンペーンを実施しました。
従来の手法ではアンケート回答数が伸び悩んでいましたが、回答後すぐに抽選結果がわかり、当選者にはその場でAmazonギフトカードが届く仕組みを導入。ウェルカムメッセージやリッチメニューなど複数の導線からアンケートページへ誘導し、回答完了後は即時で抽選・ギフト配布が行われる設計としました。
この施策により、わずか2週間で当初目標の120%を達成。即時性のあるインセンティブ設計が参加意欲を高め、問い合わせ対応の負担軽減にもつながりました。
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紙アンケートをWeb化し運用工数を大幅削減した事例
企業/ブランド名 | 京葉ガス株式会社 |
|---|---|
目的 | 顧客満足度調査の運用効率化 紙アンケートにかかるコスト・工数の削減 |
成果 | 運用コストの大幅削減 30〜40代ユーザーの回答率が前年比13.2%向上 |
京葉ガス株式会社様では、ガスの開栓・取付・修理をご利用いただいたお客様を対象に、毎年顧客満足度調査を実施していました。従来は紙のアンケートを郵送で配布・回収しており、特に30〜40代の若年層からの回答率が低いことや、発送・集計にかかる工数が課題となっていました。
そこで、二次元コード付きハガキを送付し、Webアンケートに移行。回答者には、Amazonギフトカード200円分、楽天ポイント200ポイント、サーティワン アイスクリーム200円ギフト券など4種類から選べるデジタルギフトをプレゼントする仕組みを導入しました。シリアルコード認証機能により、重複回答や不正取得も防止できています。
紙からWebへの移行により、運用コストを大幅に削減しながら、若年層の回答率向上も実現した好事例です。
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展示場来場×アンケートで新規顧客獲得145%を達成した事例
企業/ブランド名 | セキスイハイム東北株式会社 |
|---|---|
目的 | 年始の展示場・分譲住宅への来場促進 アンケート回答を通じた新規顧客獲得 |
成果 | HPからの新規顧客獲得数が前年比145% 年始目標を112%達成、運用工数の削減 |
セキスイハイム東北株式会社様では、お正月期間に東北全エリアのセキスイハイム展示場や分譲住宅に来場し、アンケートに回答された方を対象に、抽選でgiftee Boxを含む様々なギフトをプレゼントするキャンペーンを実施しました。
従来は来場時にアンケート回答を依頼し、後日メールでギフトを送付する方法でしたが、対面配布システム「Direct」を活用することで、来場者にその場でギフトを配布できる仕組みに変更。現場ですべて完結できるようになり、管理コストも削減されました。
来場促進とアンケート回答をセットにしたインセンティブ設計により、HPからの新規顧客獲得数は前年比145%を達成。資料請求施策においても、来場や問い合わせとアンケートを組み合わせた同様のアプローチが有効です。
▼この事例の詳細はこちら
よくある質問(FAQ)
Amazonギフトカードは少額からでも導入できますか?
はい、可能です。タイプにもよりますが、Amazonギフトカード(コード)は150円が発注最小金額になっており(2026年2月時点)少額からでの発注も可能です。
最初から大規模に実施する必要はなく、まずは小規模でテストし、コンバージョン率・リードの質・営業へのつながり方を確認した上で、段階的に拡大していく進め方が現実的です。
まとめ|資料請求特典にAmazonギフトカードを効果的に活用しよう
資料請求にAmazonギフトカードを活用するかどうかは、単純な施策の良し悪しで判断できるものではありません。
重要なのは、自社のマーケティングプロセスの中で、どのフェーズに課題があり、そこにどの程度の後押しが必要なのかを見極めることです。
入力完了率を高めたいのか、次のアクションにつながらない点に課題があるのか、あるいは運用工数や管理負荷がボトルネックになっているのか。
同じ「資料請求×Amazonギフトカード」という施策であっても、目的や体制が異なれば、適切な設計や運用方法は大きく変わります。
ギフトはあくまで、ユーザーの意思決定を後押しするための手段です。配布すること自体が目的になってしまうと、コストや工数だけが先行し、期待した成果につながらないケースも少なくありません。
一方で、目的・配布条件・運用体制までを整理したうえで導入すれば、資料請求を起点としたリード獲得を、再現性のある形で安定させる施策として機能します。
本記事の内容が、自社にとってAmazonギフトカード施策が有効かどうか、また、どのような形で取り入れるべきかを検討する際の、判断材料の一つになれば幸いです。












