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2025/08/19

全国の加盟店で使える「こども商品券」 その購入方法と使い方などを解説

2504 こども商品券

こども商品券とは、1987年から長年に渡り、個人の贈り物や企業・自治体の景品や配布物として利用されてきた商品券です。現在は紙の商品券のほかに、法人や自治体向けとして、URLで贈れる「こども商品券 e-Gift」もあります。

こども商品券は赤ちゃんやこども用品だけでなく、タクシーや家事代行にも使えるため、妊婦さんにも喜んでもらえるギフトです。

本記事では、こども商品券とこども商品券 e-Giftの概要や使い方、活用にお勧めのシーンを解説します。特に、企業や自治体ではどのような使い方ができるのかについて詳しく紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

こども商品券とは?

こども商品券は「子どもが、一番喜ぶものを贈りたい」という願いから、1987年に誕生した商品券です。株式会社トイカードという、玩具業界各社の共同出資によって生まれた会社によって発行されています。

紙の商品券が一般的ですが、法人や自治体向けにデジタル版の「こども商品券 e-Gift」もあります。

購入可能対象

金額

オンラインでの使用

こども商品券

個人

法人

団体

500円券

1,000円券

こども商品券 e-Gift

法人

自治体

100円~10万円

1円単位で自由に設定

長い間、個人の贈り物以外に、

  • 妊婦支援

  • 出産応援

  • 子育て応援

  • 企業の福利厚生

など、さまざまな施策にも活用されています。

こども商品券

こども商品券が使える店舗

こども商品券は、トイザらスやアカチャンホンポなど、子育て中に利用することが多いお店での支払いに利用できるほか、以下のようなサービスなどの支払いにも使用できます。

  • レジャー施設

  • タクシー

  • 育児サポート

  • 家事代行

  • 宿泊施設

そのため、こども商品券は育児中の方だけでなく、出産前のママをサポートする目的でも贈ることができるのが特徴です。

利用できる店舗は、公式サイトの「使えるお店を探す | こども商品券 株式会社トイカード」で検索可能です。ただし、オンラインでの利用はできないため、その点には注意が必要です。

なお「こども商品券 e-Gift」は通常の紙タイプとは使えるお店が異なり、より幅広い店舗で利用できるのが特長です。使用可能な店舗は、公式サイトの「使えるお店を検索」ページから確認できますので、事前にチェックしておくことをお勧めします。

こども商品券の金額

紙のこども商品券には、

  • 500円券

  • 1,000円券

の2種類があります。

こども商品券 e-Giftは、100円~10万円までの間で、1円単位で自由に金額の設定が可能です。

こども商品券が購入できる場所

紙のこども商品券は、以下のようにさまざまな場所で購入できます。

  • 百貨店・デパート

  • チェーン・専門店

  • スーパーマーケット

  • チケットショップ

  • ドラッグストア・薬局

具体的には、公式サイトの「商品券を贈りたい方はこちら」から検索してみましょう。

また、以下のオンラインショップでも購入が可能です。

  • チケットポート

  • カードメイツ

  • ギフカプラザ

  • ic-giftshop

  • 京王ネットショッピング

なお、こども商品券 e-Giftは、現在「giftee for Business」でのみ購入が可能です。紙のこども商品券と異なり、500円・1,000円券以外に、100円から10万円の間で1円単位で自由に設定ができます。

こども商品券と他のギフトカードの違い

商品券やギフトカードは、種類が多く、使える場所や金額の設定など、それぞれ特徴が異なります。個人での活用・企業での活用どちらにもこども商品券は活用できますが、贈る相手や施策の内容によっては、こども商品券以外のものが適しているケースもあります。

ここまでご紹介したこども商品券の特徴を鑑みたうえで、より適した商品券・ギフトカードを選びましょう。さらに詳しく知りたい方は、別記事「14種類の人気商品券・ギフトカードを徹底解説!喜ばれるギフトの選び方とは」にて、人気の商品券を比較しています。喜ばれるギフト選びの参考に、ぜひご覧ください。

こども商品券の使い方

こども商品券の使い方を、紙タイプとデジタルに分けて見てみましょう。

紙のこども商品券の使い方

紙のこども商品券の場合は、商品購入時にレジで商品券を提示して使います。使い方は簡単ですが、お釣りは出ないため、商品券の額面以上の商品を購入する際の使用が推奨されます。

こども商品券 e-Giftの使い方

こども商品券 e-Giftは、電子マネーのような手順で支払いに使えます。

  1. スマートフォンでギフトのURLをタップ

  2. 「コード読み取り」ボタンをタップ

  3. カメラへのアクセスを許可

  4. 店頭に設置されたQRコードを読み取る

  5. 金額を入力し、間違いがなければ「支払う」ボタンをタップ

  6. 店名・決済金額・決済日時を確認し支払完了

紙のこども商品券と異なり、設定された金額内であれば繰り返し使えるため、少額の買い物にも利用可能です。

こども商品券の活用がお勧めのシーン

こども商品券の概要について解説しましたが、実際に活用する際にお勧めのシーンについても紹介します。

個人・企業・自治体別で見てみましょう。

個人での活用

まず、個人での活用シーンです。祖父母が孫に贈ったり、友人・知人のこどもへのプレゼントとして活用したりできます。

出産祝いの贈り物

出産祝いの贈り物で、ベビー用品を贈ることは一般的ですが、贈った相手の好みのものを選べるとは限りません。すると、せっかく贈ったのに使ってもらえないこともあるでしょう。また、赤ちゃんの服や用品は自分で選びたいと考えているお母さんも多いことが考えられます。

そこで、こども商品券を贈れば、しっかりと「出産おめでとう」という気持ちを表しながら、贈る相手の好みにも配慮できます。

有料素材

こどもの誕生日プレゼント

知人のこどもや孫への誕生日プレゼントにも、こども商品券はお勧めです。1歳の赤ちゃんに贈ればお母さんがベビー服やおもちゃ、絵本などを購入するのに使用でき、5〜6歳くらいのこどもに贈っても自分の好きなおもちゃの購入に使ってもらえます。

何を贈ればよいか分からない場合は、こども商品券を贈って好きなものを購入してもらいましょう。

こどもの記念日などのお祝い

こども商品券は、こどもの日やクリスマスプレゼント、入園祝いなどさまざまなこどもの記念日の贈り物としても最適です。

たとえば、記念写真の撮影にも使えるため、ハーフバースデーに贈るといった使い方も喜ばれるでしょう。

企業での活用

企業の場合は、こどもや家族に関連するような施策での活用がお勧めです。

赤ちゃんやこどもに関連するキャンペーンのインセンティブや景品

たとえば、こども用品を扱うショップでのイベントや、こどもに関連するキャンペーンなどの景品として、こども商品券が活用できます。たとえば「ベビー服を〇円以上購入の方に、抽選でこども商品券1,000円分をプレゼント」といったようなキャンペーンなどです。

また、こどもに関連するアンケートを実施し、抽選でこども商品券をプレゼントするといった使い方もできます。

販売促進のアイデア

こども商品券をはじめとするギフトカードは、企業が販売促進を行う際、集客のための強力なインセンティブとなり得ます。子育て世代向けのキャンペーンでは、生活必需品から娯楽まで幅広く使えるギフトカードが喜ばれる傾向にあります。

販売促進におけるギフトカード活用のポイントは、まず対象者のニーズを的確に把握することです。たとえば、子育て世帯向けには教育関連や日用品に使えるギフトカードを、若年層向けには有料のアプリなどデジタルコンテンツに使えるギフトカードを選ぶなど、ターゲットに応じた選定が重要です。

販売促進を成功させるための要素

  • ターゲット層のライフスタイルに合わせたギフトカードの選定
  • キャンペーン目的と予算のバランスを考慮した金額設定
  • 配布方法の効率化によるコスト削減と効果測定の実施

さらに詳しく知りたい方は、「販売促進アイデア15選!すぐ使える売上アップの施策と成功事例」にて、販促の基本から実践的なアイデアまで幅広く解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

福利厚生

こども商品券は、産休祝いや出産祝いなどの福利厚生としても活用されています。実際に、以下のような企業が福利厚生として導入しています。

  • ソニー中央労働組合

  • 東洋ガラス株式会社

  • パナソニックグループ労働組合連合会

  • 株式会社バンダイ

家族イベントの景品

従業員の家族との親睦を深めるための家族イベントを開催した際に、参加してくれた家族へのインセンティブや、催し物の景品などにも活用できます。小さなこどもがいる社員やその家族には、非常に喜ばれるでしょう。

株主優待

こども用品を扱う企業の株主優待としても、こども商品券が活用されています。実際に、以下の企業が株主優待として導入しています。

  • 株式会社ハピネット

  • 株式会社バンダイナムコホールディングス

自治体での活用

最後に、自治体での活用シーンをご紹介します。

妊婦支援や出産祝いとして

妊娠支援や出産祝い品として、こども商品券が活用されています。たとえば、東京都の「赤ちゃんファースト」という事業では、条件を満たした子育て家庭に、10万円相当の育児用品や子育て支援サービスなどを選べるギフトカードが進呈され、その中にこども商品券が含まれます。名古屋市の「BABY YELL!」も、条件を満たす家庭に案内状が送られ、専用WEBサイトから好きなギフトを選択できますが、その中にこども商品券が含まれます。

育児サポートとして

住民の育児サポートとしても、こども商品券が活用されています。たとえば、東京都江戸川区では、1歳を迎えるこどもがいる家庭にアンケートを送付し、提出した家庭にこども商品券を進呈しています。また、東京都では「東京都多動児家庭移動支援事業」として、多動児がいる家庭への移動支援(タクシー利用)に、こども商品券が利用されています。

保健師との面談参加率や検診参加率の向上施策として

妊娠中の面談やこどもの検診参加率の向上施策としても、こども商品券を活用できます。たとえば、東京都中野区では、妊婦さんの支援を目的とし、妊娠から出産・子育て期に適したサービスなどを紹介する「かんがるー面談」を実施しており、面談後にこども商品券1万円分を進呈しています。また、埼玉県北本市では、出生時・1歳半検診・3歳児検診に参加した際に、それぞれこども商品券1万円を進呈しています。

シティプロモーションの活用

地方自治体のシティプロモーションにおいて、特に子育て支援施策では、地域で使える商品券と全国で使えるギフトカードを組み合わせることで、住民の満足度を高めながら地域経済の活性化にも貢献できます。

シティプロモーションでギフトカードを活用する際は、地域の特性や課題に応じた設計が重要です。たとえば、子育て世代の定住促進を目指す自治体では、出産祝いや育児支援としてギフトカードを提供することで「子育てしやすい街」というイメージ形成に寄与します。また、デジタルギフトを採用することで、事務処理の効率化も実現できます。

シティプロモーションでの効果的な活用方法

  • 地域の子育て支援策との連動による相乗効果の創出
  • デジタル化による配布コストの削減と利用データの収集
  • 他自治体との差別化を図る独自性のあるギフト選定

さらに詳しく知りたい方は、「シティプロモーションとは?地域の魅力を発信して人を呼び込む成功戦略」にて、自治体の具体的な取り組み事例を紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

こども商品券を贈るメリット

企業や自治体がこども商品券を活用する場合、以下のようなメリットがあります。

  • 妊婦や小さなこどもがいる家庭に贈るなら高確率で喜ばれる

  • 商品券なので非課税

では、これらのメリットについて解説します。

妊婦や小さなこどもがいる家庭に贈るなら高確率で喜ばれる

こども商品券は使える幅が広く、妊婦さんやこどもに必要なものは大体購入できます。

出産前でも、産後に向けてベビー用品を購入したり、体調が優れない時の家事代行やタクシーを利用したりする際にも使えます。

また、こども服や育児用品はもちろん、就学前くらいのこどもであれば、絵本・おもちゃ・レジャー施設にも使えるので、喜んでもらいやすいでしょう。

商品券なので非課税

こども商品券やこども商品券 e-Giftを福利厚生やキャンペーン施策に活用する場合、消費税がかからないため、現金や課税対象の商品を提供するよりもコストを抑えられます。たとえば、5,000円分のこども商品券を購入して従業員や顧客に進呈する場合、消費税分(10%)である500円を節約できるということです。

また、こども商品券は従業員向けの福利厚生として提供する場合「福利厚生費」として経費計上できます。福利厚生費は全額損金算入できるため、企業の法人税負担軽減にもつながります。

こども商品券を活用したキャンペーンの企画手順

ここまでこども商品券のメリットについて解説しましたが、実際に企業や自治体でキャンペーンを実施する際は、体系的なアプローチが成功の鍵となります。キャンペーンを成功に導くためには、以下の7ステップで進めるとよいでしょう。

  1. 目標・課題の明確化

  2. ターゲット設定

  3. 施策選定

  4. 理由付け

  5. 景品・インセンティブ決定

  6. 応募条件・方法設定

  7. 実施期間決定

この段階的なアプローチにより、こども商品券の特性を最大限活かしたキャンペーンを設計できるでしょう。

さらに詳しく知りたい方は、別記事 「キャンペーン企画の進め方を7STEPで解説!景品の種類や成功事例も紹介」 にて、それぞれのステップのポイントを徹底的に解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

こども商品券を贈る際の注意点

こども商品券の活用を検討している場合は、以下の注意点も把握しておきましょう。

  • 有効期限がある

  • 使用できる店舗が限られる

  • 景品表示法を遵守する

では、注意点について解説します。

有効期限がある

こども商品券には有効期限があり、券面の右上と左下に記載されています。有効期限を過ぎると、使用できなくなるため、配布する際には注意が必要です。2025年4月現在、最新のこども商品券の有効期限は2028年12月31日です。

なお、こども商品券 e-Giftの有効期限は、発行日から36か月後の月末(3年後の当月末)となっており、利用画面で有効期限を確認できます。

使用できる店舗が限られる

こども商品券は、こどもに関連した店舗や施設で利用できるものの、地域によっては近くに利用できる店舗がないケースもあります。また、オンラインでの買い物には使えないため、あらかじめ周囲に使える店舗があるかを確認することが重要です。

景品表示法を遵守する

ギフトや商品券を活用したキャンペーンを実施する際は、景品表示法(景表法)の理解が欠かせません。この法律は、消費者を保護するため、商品・サービスの品質や価格を偽って表示することを規制し、過大な景品類の提供を防いでいます。

景表法を遵守したキャンペーン運用のポイント

  • 優良誤認表示・有利誤認表示を避ける
  • 景品の最高額・総額を法定限度内に設定
  • 懸賞の種類(オープン懸賞・クローズド懸賞)を正しく把握

こども商品券も景品類に該当するため、これらの規制を遵守したキャンペーン設計が必要です。違反した場合は社会的信用の失墜や課徴金のリスクがあるため、企画段階での法的確認は欠かせません。

さらに詳しく知りたい方は、「景表法をわかりやすく解説!キャンペーンで失敗しないため、景品額の上限や表示規制のポイントなどを網羅」にて、景表法の概要や懸賞の種類、景品の金額上限について詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

こども商品券以外のギフトも検討する

こども商品券は紙タイプが一般的で、贈る際に直接手渡すか郵送する必要があるなど、前述したようなデメリットもあります。キャンペーン運営の効率化や成果の最大化を目指すなら、施策に適したより効果的なギフトとして、こども商品券以外のものを検討することも考えてみましょう。

カタログギフトを活用する

カタログギフトは、贈られた相手がカタログから好きな商品を選べるギフトで、個人向けから法人向けまで幅広いシーンで活用されています。贈る相手の好みが分からない場合や複数人に贈る際に便利で、受け取った側も好きなものを選べる点が魅力です。選ぶ際には、相手の趣味嗜好に合う商品が含まれているか、冊子・カード・デジタルなどギフトの形式、そして予算を考慮することが重要です。

こども商品券と同じく、子ども向けの商品に特化したカタログもあります。

さらに詳しく知りたい方は、別記事「【おすすめ15選】人気カタログギフトの特徴と選び方・活用事例を解説!」で、人気のカタログギフトの特徴や選び方について解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

こども商品券e-Giftを活用する

こども商品券 e-Giftは、URLをメールやSNSなどで送信すれば贈れるため、梱包・発送・在庫管理の手間やコストを削減できるため、企業や自治体での活用にお勧めです。

また前述したように、こども商品券はおつりが出ないものの、こども商品券 e-Giftは残高がある限り繰り返し利用できるため、より利便性が高く受け取り手に喜ばれる可能性が高いギフトとなります。

デジタルギフトサービスを利用する

なお、こども商品券 e-Giftのようなオンラインで簡単に贈れるギフトのことをデジタルギフトといいます。電子マネー、ポイント、商品引換券、ギフトカード、体験型ギフトなど種類が豊富で、特に複数の商品から自由に選べるカスタマイズ型は利便性が高いと評価されています。

在庫管理や発送の手間がなく、効率的に施策を行えることが大きなメリットです。受け取り手は好きな商品を自由に選ぶことができ、即時的に利用できるのもデジタルギフトならではの特長といえるでしょう。

さらに詳しく知りたい方は、別記事「【法人事例あり】デジタルギフトとは|使い方や種類について解説!」にて、デジタルギフトの種類や選び方、景表法など注意点についても解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

また、こども商品券 e-Giftを扱う「giftee for Business」では、キャンペーンを効率化・自動化できるツールも提供しています。専用ツールを活用することで、条件判定・抽選・ギフトの配布などを自動化することが可能です。

「giftee for Business」についての詳細は以下の資料をご覧ください。当サービスの概要について詳しく解説しています。 >>資料を無料でダウンロードする

次章で、こども向け施策にデジタルギフトを活用した事例をご紹介します。

こども向け施策にデジタルギフトを活用した事例

こども向け施策の例として、弊社ギフティのデジタルギフトをご利用頂いた自治体の事例をご紹介します。

子育て支援の事例

目的

市内在住者向けの子育て支援

課題

お祝いの気持ちを伝えつつ、子育て世帯のニーズを満たせる支援施策を検討していた

成果

・モノとデジタルのギフトを組み合わせることで、お祝いの気持ちと実用性を両立させられた

・アンケートで高評価を得られた

・ギフトを受け取った市民の約95%が「満足」と回答した

島根県江津市は2023年4月より市内在住の子育て世帯を対象とした「江津市ベイビーボックスプレゼント事業」を開始されました。江津市に出生届を提出した家庭に対し、子育て支援ギフト「ごうつベイビーボックス」を贈呈する取り組みです。

ギフトの内容は、ベビー服やおもちゃなど育児に役立つアイテム10点に、カードタイプのデジタルギフト「ごうつベイビーeGift」を加えた計11点。すべて江津市オリジナル仕様のギフトボックスに詰めて贈られました。

実施後のアンケートでは「江津市の住民で良かった」「親子でワクワクできるギフトで嬉しい」といった声が寄せられ、約95%の方が「満足」と回答するなど、高く評価されたとのことです。

出産・子育て応援の事例

目的

出産・子育て世代の支援

課題

・国からの施策概要発表から4か月という短期間で給付を開始しなければならなかった

・継続的な給付事業だったため、職員の負担をなるべく軽減したスキームを整える必要があった

成果

・デジタル化により事務手続きの負担が軽減された

・短期間で事業を開始することができ、市役所内の同様の事業についてDXの成功事例となった

・ギフトの受け取り状況などをオンラインで確認でき、調査や報告に使用するデータを手間なく抽出することが可能となった

北海道石狩市は、出産・子育て世代を支援する目的で、2023年4月より「出産・子育て応援交付金事業」を開始されました。妊娠届の提出時と出生届の提出時に、それぞれ5万円相当の「いしかりっ子の未来応援ギフト」を給付する取り組みです。

受け取りの流れは、妊娠届を市役所に提出し、助産師や保健師との面談後に渡されるカードに記載の二次元コードをスマートフォンなどで読み取り、アンケートに回答することで完了します。出生届の提出時も同様の手順でギフトを受け取ることができます。

ギフトは、約900点のデジタルギフトの中から自由に選ぶことができ、子育て関連の品はもちろん、日常生活を支えるアイテムも多数含まれています。

当初、現金給付では業務負担が大きくなるという課題がありましたが、デジタルギフトを採用したことで、事業の円滑な実施と業務の効率化を実現。市民からも「手続きが簡単で受け取りやすい」といった声が寄せられ、好評を得ているとのことです。

あわせて検討したいその他のギフトカード

こども商品券は子育て層に特化した魅力的なギフトですが、キャンペーンや施策の目的によっては、より汎用性の高いギフトカードを組み合わせることで効果を高められる場合があります。ここでは、法人施策でも人気の高い3種類のギフトカードをご紹介します。

Amazonギフトカード

Amazonギフトカードは、世界最大級のECサイトで利用できる汎用性の高いギフトカードです。日用品から家電、書籍まで数億点の商品から自由に選べるため、年齢や性別を問わず幅広い層に喜ばれます。特にオンラインショッピングが主流となった現代において、自宅から手軽に必要なものを購入できる利便性は大きな魅力です。

デジタルタイプなら即時配布が可能で、在庫管理や発送コストが不要なため、大規模なキャンペーンでも効率的に運用できます。また、幅広い金額設定が可能で、施策の規模に応じて柔軟に対応できる点も企業にとって大きなメリットとなります。

特徴とメリット

  • 圧倒的な商品数で受け取った人の満足度が高い
  • デジタル配布により運用コストを大幅削減
  • 有効期限が10年と長く、じっくり使い道を検討できる

さらに詳しく知りたい方は、「Amazonギフトカードとは?種類・購入方法・使い方を初心者向けに解説」にて、企業での効果的な活用方法について解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

QUOカードPay

QUOカードPayは、QUOカードのデジタル版です。物理のカードと同様、専用のアプリのダウンロードや会員登録は不要で、URLを受け取ったら即座に利用可能です。全国のコンビニエンスストアやドラッグストア、飲食店など幅広い店舗で利用可能なため、日常的な買い物に便利です。

特徴とメリット

  • 専用アプリのDLや会員登録が不要なので、デジタル慣れしていない層でも簡単に利用可能
  • 最短即日発行で緊急案件にも柔軟に対応
  • 残高確認や利用履歴がリアルタイムで把握できる

さらに詳しく知りたい方は、「QUOカードPayとは?法人活用のメリット・購入方法・導入事例を徹底解説」にて、具体的な導入方法や成功事例を紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

JCBプレモカード

JCBプレモカードは、JCBが提供するチャージ式のプリペイドカードです。全国70万店以上のJCB加盟店で利用できます。

少額から高額まで自由な金額設定が可能で、企業のキャンペーンの規模に応じて柔軟に対応できる点が特徴です。バリューコードと呼ばれる16桁の番号で管理されるため、メールやSNSでの配布も簡単です。有効期限が5年間と長く、受け取った方がじっくりと使い道を検討できるのも大きな魅力です。

特徴とメリット

  • 全国70万店以上の幅広い加盟店ネットワーク
  • オンライン・オフライン両方で利用可能な汎用性
  • 有効期限は5年間と長期のため、受け取った方が使い忘れるリスクが低い

さらに詳しく知りたい方は、「JCBプレモカードとは?概要から企業・自治体での活用例まで徹底解説」にて、法人での具体的な活用方法を解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

本記事では、こども商品券の概要と活用方法について解説しました。

こども商品券は、妊婦さんや子どもに関連する商品・サービスの購入に利用できる、使い勝手のよいギフト券です。企業や自治体向けには、郵送や在庫管理の手間がかからない「こども商品券 e-Gift」も提供されています。

幅広い用途に対応できることから、妊娠中の方や小さなお子さまがいるご家庭への贈り物や景品として、非常に喜ばれる傾向があります。特に、企業や自治体での活用には、デジタル形式のこども商品券 e-Giftの導入がお勧めです。

一方で、こども商品券はオンラインでの利用ができず、地域によっては利用可能な店舗が限られる場合もあります。そのため、利用可能店舗が少ない地域でのキャンペーンや施策では、他のデジタルギフトもあわせてご検討いただくとよいでしょう。

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