育児支援ギフトとして、自治体オリジナルの「ベイビーボックス」を制作。モノとデジタルのハイブリットで、あたたかみと利便性を両立したギフトに
島根県江津市にて2023年4月より実施されている、市独自の子育て支援事業「江津市ベイビーボックスプレゼント事業」。江津市に出生届を出されたご家庭を対象に、子育て支援ギフト「ごうつベイビーボックス」を贈呈するという事業で、ベビー服やおもちゃ、マザーバッグなど、生後間もない時期から育児に活用できる実用的なモノのギフト10点と、カードタイプのデジタルギフト「ごうつベイビーeGift」の計11点を詰め合わせた江津市オリジナル仕様のギフトボックスをお渡ししました。
モノとデジタルのギフトを組み合わせることで、産後すぐに必要なモノを手に入れることができるほか、各々のライフスタイルにあわせた支援を受けられるようになりました。
:
:
:
ギフティを選んだポイント
デジタルギフトだけでなく、モノのギフトも一括で対応が可能
フィンランド政府が子どもの生まれたご家庭に贈る育児支援パッケージ「ベイビーボックス」(育児用品の詰め合わせボックス)の江津版をデジタルギフトで行えないかと考え、ギフティに問い合わせをしました。
当初はデジタルギフトのみの想定でしたが、ギフティからの提案を受け、モノのギフトとデジタルギフトを合わせた形で「ごうつベイビーボックス」を制作することとなりました。 モノのギフトはすでにお持ちのものと重複してしまう可能性がある一方、ギフト券や現金を渡すだけでは、気持ちが伝わらないのではと悩んでいたので、こうしてハイブリッドの形で請け負ってくださったのは非常に助かりました。
施策のポイント
デジタルとモノのハイブリットギフトで、実用性を高める
島根県江津市では2023年4月より、市に出生届を出したお子様のご家族に育児支援グッズを詰め込んだ「ごうつベイビーボックス」を手渡しています。「ごうつベイビーボックス」は、ベビー服やおもちゃ、マザーバッグなど、生後間もない時期から育児に活用できる実用的なモノのギフト10点と、カードタイプのデジタルギフト「ごうつベイビーeGift」の計11点を詰め合わせた江津市オリジナル仕様のギフトボックスです。
そのなかでも「ごうつベイビーeGift」は、ギフトを受け取った方が好きなギフトを選べる、カードタイプのデジタルギフトで、ギフトラインナップやカードのデザインを江津市仕様にカスタマイズしています。カードに印字された二次元コードをスマートフォンなどで読み込み、アンケートに回答することで、デジタルギフトがもらえるフローとなっています。
全てがモノではなく、ギフトカードを使って自分で欲しい物を選べるのが嬉しい、という声をアンケートでいただいており、モノとデジタルギフトのハイブリットの良さを感じています。
利用シーンと住民の使いやすさを考慮したギフトラインナップ
デジタルギフトのラインナップは、育児用品店で使えるものから、保護者の方のリフレッシュにも使えるものまで、約800種類を選定しました。
できるだけ市内の経済活性化に貢献させたいので、市内に実店舗があるブランドを優先にはしましたが、江津市内だけに限ってしまうとどうしても利用者の利便性に制限がかかります。そこで、住民の使いやすさを優先し、対象ブランドは江津市の周辺地域にもブランドがある店としました。
ギフティ担当者からのコメント
モノのギフトのあたたかみと、デジタルギフトの利便性を両立させた子育て支援ギフトです。ギフティでは、クライアント様のご要望をお伺いし、ストーリーにあったギフトのご提案も可能です。企画段階からお気軽にご相談くださいませ。