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2024/03/13

X(旧Twitter)抽選キャンペーン担当者は必見!ROI向上を意識した、最適な抽選ツールの選び方

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抽選ツールの選び方_KV

X内でのフォロワー獲得や露出拡大によく活用される「抽選キャンペーン」。参加者を広く募り、応募者の中から抽選で当選者を決めるキャンペーン手法です。そして、抽選キャンペーン成功には「抽選ツール」が欠かせないのですが、各ベンダーが提供する機能も「一括DM送信機能」や「ギフト付与機能」などさまざま。そこで、本記事では抽選キャンペーンを初めて企画する方向けに、抽選キャンペーンの基本のきから、ROI向上の観点から最適なツール選びのポイントまでを詳しくお伝えします。

※掲載している情報は2024年3月時点のものです。

そもそも「抽選キャンペーン」とは?

抽選キャンペーンは、特定の条件を満たした人の中から抽選で当選者を決めるキャンペーンのことです。この抽選キャンペーンを通じ、企業は自社商品をプロモーションできます。そして、特にXでは、参加条件に「フォロー」や「リポスト」「いいね」「ハッシュタグ投稿」などのアクションを指定するのが一般的です。

なお、抽選キャンペーンには大きく分けて「後日抽選型」と「即時抽選型(インスタントウィン)」の2種類が存在します。

Xのプレゼントキャンペーンの種類

1.後日抽選型

後日抽選型では、キャンペーンが終わった後に抽選し、当選者を選びます。キャンペーン終了後に時間をかけて当選者を選べることから、キャンペーンの趣旨に合ったアカウントやフォロワー数が多いアカウントを当選させ、より拡散を狙う⸺などの使い方ができます。ほかにも、応募条件をクリアしているかを目視で確認するため、フォローやリポスト以外の複雑な条件設定も可能です。

一方で、手動での抽選作業や当選者へのDM送付作業が発生するので、大規模なキャンペーンには不向きです。また、1日に送れるDMの総数に上限があることからも、当選者数が多数の場合には不向きな手法と考えられます。フォトコンテストなど、当選者が少数かつ選定が必要なキャンペーンにおすすめです。

2.即時抽選型(インスタントウィン)

即時抽選型では、ユーザーがキャンペーンに参加するとその場で抽選され、リプライやDMなどで即座に結果が通知されます。即時抽選型のメリットは、抽選作業が不要であることや、応募した直後に結果が知れるため、ユーザーがより参加しやすい点にあります

また、即時抽選型には「基本形式」と「毎日参加形式」の2種類が存在します。前者では、参加は基本一度きりですが、後者の毎日参加形式では、キャンペーン期間中は毎日1回参加できます。そして、大抵の場合、キャンペーン参加にあたりユーザーはリポストやハッシュタグ投稿といったアクションが求められるわけですが、ここで毎日参加形式の特徴が生きてきます。というのも、毎日参加形式では、同一のユーザーが繰り返しリポストやハッシュタグ投稿をすることになり、1ユーザー当たりの拡散効果がより高まるからです。

これらの特徴から「キャンペーンを通じて、多くの参加者を集めたい」と考えている担当者には、この即時抽選型、特に毎日参加形式をおすすめします。ただし、文字通りリアルタイムで抽選結果を通知する必要があり、それゆえ、抽選ツールの導入が不可欠となります。

抽選ツールの機能解説

では、改めて抽選ツールとは一体、どんなものでしょうか。一言で言うと、「ユーザー認証から抽選、ギフト(インセンティブ)の付与に至るまで、キャンペーンのさまざまなプロセスを自動化するもの」です。これにより、担当者の作業負担は大幅に軽減します。しかし、抽選ツールはさまざまな企業が提供しており、機能やコストは多岐にわたります。

機能の例を挙げると以下の通りです。

・送信機能:指定したテキストを当選者に自動でDM送信する機能。特定のハッシュタグ付きポストに対して、設定した時間に自動返信することなども可能

・参加条件判定機能:「フォロー」や「リポスト」「いいね」「ハッシュタグ投稿」といった様々なアクションのうち、指定のアクションを行ったユーザーのみを抽選対象とする機能

・認証機能:条件を満たさないユーザーまたは過去の当選者をフィルタリングする機能

・レポート機能:参加者の属性分析やフォロワーの定着率など、さまざまなデータ分析を可能にする機能

・キャンペーンの拡充:アンケートの設置やプロモーション動画の挿入、当落結果画面の告知、参加率を向上させるためのギフト(インセンティブ)配布などを可能にする機能

そこで、読者の皆さんが、今後実施を予定しているキャンペーンに合わせて最適なツールを選べるよう、昨今のXの潮流も踏まえつつ、押さえておきたいポイントを紹介します。

抽選ツールを選ぶ上で肝となるポイント

有料化された各APIプランも選定の指標に

まず皆さんにご留意いただきたいのが、2023年夏に話題となったAPIプランの有料化です。X社(当時、Twitter社)は同年3月、このニュースを正式に発表。複数のプランが用意されました。そして、各プランによって、毎月の参加条件の判定数や非公開アカウントの参加可否に制限を設けていたり、あるプランでは利用可能だが別のプランでは利用できない特定の機能があったりします。抽選ツールを提供している企業がどのプランで契約しているかも、抽選ツール選びの判断材料となるでしょう。

1回のみの利用か、長期利用を想定しているか

キャンペーンの期間も、抽選ツールを選ぶ際には重要な要素です。キャンペーンが1回限りなのか、あるいは継続施策なのかで、選ぶべきツールの種類が変わってくるからです。

キャンペーンの期間は通常、1週間から1か月程度に設定されることが多いです。そして、多くのツールは月額制で提供されていますが、例えば「1か月間継続して参加者を募る場合」もあれば、「2〜3日間のキャンペーンを月を跨いで複数回展開する場合」もあるでしょう。その場合、キャンペーンが全日程終了するまで契約するか、それとも複数ある応募期間で都度契約するか、で抽選ツールの利用にかかるコストも変動する可能性があります。この点を考慮して、キャンペーンの計画を立てることが重要です。

インセンティブと紐づけられるか

前述の通り、X抽選ツールに実装されている機能には、抽選機能だけでなく、重複当選を防止する機能や一括DM送信機能、レポート機能、さらにはX広告の運用支援などさまざまあります。これらの中で、キャンペーン成功に特に直結する機能として「ギフト付与機能」があります

この機能を利用することで、キャンペーンの内容をよりリッチにし、ユーザーの参加率を高めることができます。なお、ギフトにはボールペンや金券といった“物”以外にも、URLで送ることができる「デジタルギフト」も存在します。キャンペーンの目的やターゲット、配送にかかる工数なども踏まえ、どのギフトがベストかご検討ください。

そして、いくつかの抽選ツールには抽選機能からギフト付与機能までがワンセットで実装されており、これを使えば、キャンペーン担当者のギフト付与の手間を省くことができます。ぜひ、予算やキャンペーンの規模に合わせて最適なツールをお探しください。

まとめ

今回は「抽選キャンペーンとは?」という基本のきから最適な抽選ツールの選び方までをご紹介しました。

総括として、キャンペーンは大きく「後日抽選型」と「即時抽選型(インスタントウィン)」に分けられますが、SNSを活用したキャンペーンでは、即時抽選型が一般的です。このタイプのキャンペーンを成功に導く鍵は、適切な抽選ツールの選定にあります。本記事では、数多くの抽選ツールの中から最適なものを選ぶためのTipsを紹介しました。ぜひこれらの情報を参考にしてみてください。

また、こちらのページでは、各SNSをキャンペーンツールとして捉えた際の特徴をまとめた「早見表」から、Xキャンペーン設計のポイント、複数の事例までを網羅したホワイトペーパーをダウンロードいただけます。Xキャンペーンの実施を検討中の方や、キャンペーンツールとしてのXの強みや特徴を知りたい方は、ぜひご覧ください。

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<参考文献> X社公式ホームページ,Developer Platform, https://developer.twitter.com/en Impress Watch,Twitter、新APIを発表。無料プランは月1500投稿まで, https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1489560.html

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