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インタビュー
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2022/11/04

仕入れにもサステナビリティにも社会貢献にも寄与。ブックオフの「キモチと。」3周年キャンペーンでgiftee Boxを活用

ブックオフコーポレーション株式会社では、不要になった物の買取金額を応援したい団体やプログラムに寄付することができるブックオフオンラインの「キモチと。」を2019年にスタート。3周年を迎えた2022年には、giftee Boxを使った認知拡大のためのキャンペーンを実施しました。 この施策の効果やユーザーからの反応、giftee Boxの使い勝手などを、キャンペーンを主導したECセンターサービス企画部 サービス企画グループ アライアンス企画推進チームの武冨小太郎さん、狩野さとみさん、渡辺美由紀さんにうかがいました。

ターゲットユーザー
ターゲットユーザー
年代

20-60代
男女比

5:5
地域

全国
利用ギフト
利用ギフト
giftee Box
giftee Box1,000種類以上のラインナップからユーザーが自由にえらべるギフトです。幅広い世代のユーザーがターゲットになる施策での利用に最適です。
利用サービス
利用サービス
CSVファイル
CSVファイルギフトのユニークURLをCSVファイルで納品する基本的なスタイルです。メールやSNSのDMなどでの配布におすすめです。
課題
3周年という機会に乗じてプロジェクトの認知拡大を図りたかった
成果
申込件数170%増応援先となる組織・プログラムからの問い合わせ件数増

応援のキモチを、不要品を通じて伝えられるプロジェクト「キモチと。」

貴社のサービスについて教えてください。

武冨さん:ブックオフコーポレーション株式会社は、全国で中古本や中古家電等の売買を行っており、店舗だけでなく、オンラインでも活発なリユース事業を展開しています。 オンライン事業の一部である「キモチと。」はリユース事業を通じて、さらなる社会貢献を重ねていくために始まりました。利用者は不要品をオンラインで買取に出し、その査定金額を「キモチと。」に登録されている団体に寄付することができます。

ブックオフ 武冨小太郎さん 写真

ECセンターサービス企画部 サービス企画グループ アライアンス企画推進チーム 武冨 小太郎さん

狩野さん: 「キモチと。」は、『ちょっといいことをしたい』と考えている人の背中を押すと同時に、循環するモノを増やす取り組みです。家のなかで眠っている不要なモノを手放す、売るきっかけを作れればと思い、スタートさせました。

不要品で社会貢献をすることを後押ししようと始まった「キモチと。」ですが、慈善事業だけではなくアートやスポーツをする人々を「応援」できる点が非常にユニークです。

武冨さん:寄付先の団体には、貧困問題や動物の殺処分を減らすために活動しているNPOやサッカーチーム、プロレス団体、ゲームセンターの保存のために取り組んでいるプログラム等があります。不要品で応援のキモチを届けられるようになっているんです。 「キモチと。」の仕組みはクラウドファンディングとよく似ており、「リターン」のあるプログラムも少なくありません。

ノベルティグッズのプレゼントでは、ブックオフの「らしさ」が表現できない

今回のキャンペーンの概要を教えてください。

武冨さん:2019年に始まった「キモチと。」は3周年を迎えることができました。お陰様で年々利用者数が増えております。「キモチと。」の前身活動である「ボランティア宅本便」も含めると、2022年には累計寄付額が3億7,500万円にものぼりました。そこでブックオフオンラインでは、利用者に感謝の気持ちを込めて、また一層多くの方々に「キモチと。」に参加してもらうためにgiftee Boxを使った3周年キャンペーンを実施。抽選で333名に500円分のgiftee Boxをプレゼントしました。

ブックオフコーポレーション 画像1

今回、数あるプレゼントギフトの中からギフティのデジタルギフトを選ばれた理由を教えてください。

武冨さん:どんなキャンペーンにしようか部署の皆でアイディアを出し合いました。ノベルティグッズを差し上げるのはどうかという案もありましたが、送料や管理の問題がありましたし、何よりブックオフはリユース事業によって社会や環境のサステナビリティに貢献している企業です。グッズを気に入っていただけずに廃棄されるようなことになれば、それは企業の精神に反します。そこで、できるだけ多くの方に喜んで使っていただけて、かつ無駄が発生しにくそうなgiftee Boxを利用することにしたんです。

gitee Boxはファミリーレストランやコーヒショップ等の他、コンビニやECサイトでも使えるギフト。ブックオフオンラインの利用者の年齢や居住地が幅広いことを考えると、この汎用性の高さには魅力がありました。

初めてデジタルギフトを活用するにあたり何か懸念はありましたか。

武冨さん:一般的に利用者の年代が幅広くなる場合、年代が高めの方を考えるとデジタルの活用は少し不安になりますが、「キモチと。」はオンラインのサービスです。利用者はPCやスマホの操作に慣れており、ある程度ネットリテラシーを持ち合わせているので、giftee Boxも上手にご活用いただけると思いました。

渡辺さん: デジタルであっても「ギフト」という体裁をとれることも魅力的でした。キャッシュバック等の直接金銭の絡むキャンペーンにしてしまうと、「キモチと。」が伝えたい人の温かさの部分が表現できないと思ったんです。キャンペーンには3周年を迎えられたことへの感謝の気持ちを込めたかったので、少しでも心がほっこりとしていただける形にしたいと思いました。

ブックオフ 渡辺美由紀さん写真

ECセンターサービス企画部 サービス企画グループ アライアンス企画推進チーム 渡辺 美由紀さん

狩野さん:寄付のお礼はやはりギフトという形のほうが受け取りやすいと思うんです。少しでも『この機会に使ってみようかな』と考えていただくためには、この形がベストだと思いました。

優れた費用対効果。利用者だけでなく応援先の選択肢も増えた

利用者の増加を狙って始まった3周年キャンペーンですが、実際の反響はどうでしたか?

武冨さん:「自分達の活動を応援してほしい」という団体様からの問い合わせが増えました。応援先の選択肢が増えることは利用者様にとって喜ばしいことです。直接の狙いとは異なる副作用ですが、嬉しい影響ですね。

「キモチと。」3周年キャンペーンの告知は、ブックオフのメールマガジンやウェブサイトでのバナー掲示の他Twitterでも盛んに行われました。

渡辺さん:giftee Box使用にあたり、実際にギフトが利用できるブランドのロゴを掲示できた点はありがたかったです。これが大きく目を引き、利用者増につながったと思います。 とくに人気コーヒーチェーンのブランドは訴求力が強く、人々の興味を強く引いたと思います。

武冨さん:数年前にgiftee Boxのサービスを知り、今回初めて利用しましたが、費用対効果の大きさに驚いています。トライアルのつもりでしたが、今後の利用もさらに検討したいと思います。

SDGsの時代に、自分たちにできることを一つずつ

リユースを事業の柱としているブックオフは、もともとサステナビリティに貢献するビジネスを展開していましたが、近年SDGsの考え方が広まったことにより一層注目度が増したのではないでしょうか。

ブックオフ 狩野さとみさん写真

ECセンターサービス企画部 サービス企画グループ アライアンス企画推進チーム 狩野 さとみさん

狩野さん:「キモチと。」が始まったことにより、「捨てるのは忍びない。不要になったものが誰かの役に立つのであれば」と思っていた人の背中を押すことができるようになったのです。 捨ててしまうのではなく、誰かのために。キモチをつなぐプロジェクトをこれからも継続していきたいと思います。

今後もリユース事業を発展させていていくことで、ますます社会をよりよいものにしていくことが期待されます。

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