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2026/07/06

試食後の購買を後押し!オフライン試食×PMNで実現した、認知から購買までの一気通貫施策

「1日に必要な栄養素の1/3をバランスよく摂取できる主食※」を掲げ、「BASE BREAD®︎」をはじめ、麺やクッキーなど幅広い商品を展開するベースフード株式会社様。同社では、堅調にリピーターを獲得している一方で、「名前は知っているが、食べたことはない」という未購入層へのアプローチに課題を抱えていました。

その背景には「栄養バランス」という機能的な価値ゆえに「価格が高い上に、健康的な食品はおいしくないのではないか」といった印象を未購入層に持たれやすく、購入までのハードルが高いという点がありました。

こうした課題に対し、同社はWEDとギフティが共同開発した、複数アプリを起点にレシートキャンペーンを効率的に実施できるソリューション「Performance Media Network(以下、PMN)」を導入。さらに、オフラインでの試食販売とPMNを活用したレシート応募型マストバイキャンペーンを組み合わせた、オンライン・オフライン両軸の販促施策を展開しました。 今回は、本施策で得られた知見や、導入を通じて見えてきた次なる打ち手について、同社マーケティング部 セールスチーム 量販店営業統括の由地莉子さんに話を伺いました。

※1食分(BASE BREADは2袋、BASE Cookiesは4袋、BASE YAKISOBAは2個、BASE RAMENは2個/1個あたり調理後スープ約110gを含む、BASE Pancake Mixは1袋と卵Mサイズ1つ、牛乳(成分無調整)100mlを使用して調理した場合)で、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウム以外のすべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む

※本施策は、ギフティとWED株式会社の共同運営サービスPerformance Media Networkの事例です。

ターゲットユーザー
ターゲットユーザー
年代

全年代
男女比

-
地域

全国
利用サービス
利用サービス
PMNロゴ
Performance Media Network(PMN)PMNは複数のメディアへまとめて成果報酬型で広告出稿できるサービスです。レシート情報を活用した購買促進により、メーカーの販促とメディアの収益化を同時に実現します。
課題
「名前は知っているが食べたことはない」という未購入層・未認知層へのアプローチに課題を抱えていた「栄養バランス」という機能的価値ゆえに、トライアル購入までのハードルが高かった値引き訴求によるブランドイメージ毀損を避けつつ、“お得感”を訴求できる手段が限られていたスーパーマーケットやドラッグストアでは、アプリを活用したOMO施策の選択肢が限られていた
成果
3か月間でレシート投稿数17,855件・投稿UU7,787ユーザーと、大規模な施策を展開できた試食販売時にお客様に立ち止まっていただく"フック"として活用でき、試食数・購買数の増加につなげられた「ポイント還元」という形にすることで、価格に敏感な客層が多いスーパーでもブランドイメージを毀損せずにお得感を訴求できた商品による購買層の違いや購入チャネルを精緻に把握でき、今後の施策改善に活かせる知見を得られた

店頭接点はあるのに購買に結びつかない。そのギャップをどう埋めるか

由地様の業務内容について教えてください。

由地さん: 私が所属するマーケティング部には、ECの売上向上をミッションとするチームと、小売店様・卸店様と連携しながら当社商品の購買促進を担うチームがあります。私は後者に所属し、小売店様と日々向き合っています。担当領域としては、コンビニエンスストアに加え、スーパーマーケットやドラッグストアといった量販店を主に担当しています。 また、小売店チームのミッションは、まず店頭での配荷率※を高めることにあります。その上で、店頭売上の向上、さらにはLTVの最大化に向けて、既存顧客のリピート促進に加え、新規顧客の獲得をいかに伸ばしていくかが重要なテーマとなっています。 ※配荷(はいか)とは、商品を取り扱い店舗(小売店)などに送り届け、店頭に並べること。「配荷率(カバレッジ)」を高めることは、売上向上に直結する重要な指標となる

ベースフード株式会社 マーケティング部 セールスチーム 量販店営業統括 由地莉子氏

ベースフード株式会社 マーケティング部 セールスチーム 量販店営業統括 由地莉子氏

本施策実施にあたり、抱えていらっしゃった課題を教えてください。

由地さん:ベースブレッド(BASE BREAD®︎)をはじめとする当社の商品は、健康・栄養面への関心が高いお客様を中心に、一定の固定ファンの方々にご支持いただいています。一方で、「名前は知っているが、食べたことはない」 「(未購入ゆえに)価格が高い割に、おいしくないのではないか」 といった印象をお持ちの方や、そもそも未だ認知されていない方もいらっしゃるのが実情です。

そのため、昨年からは、新規のお客様に当社商品をより身近に感じていただくことを目的に「試食販売」に注力してきました。しかし、試食販売を強化する中でさらに見えてきたのが、「おいしい」という評価は得られるものの「価格が高い」という理由から最終的な購入に至りにくい、という点でした。

店頭でお客様との新たな接点は生まれているものの、購買に結びつかない」このギャップを埋めるために、適度な“お得感”を訴求し、CVRを高める方法を模索していたのです。

試食販売×PMN。店頭接点を購買につなげるデュアル施策

なるほど。では改めて、今回実施された施策について教えてください。

由地さん:今回の施策では、まず2025年12月から2026年2月までの約3か月間、全国の主要なスーパーマーケットやドラッグストアなどの量販店において、店頭にスタッフを配置し、試食販売を実施しました。

さらに今回は、試食販売に加えて「PMN」を活用したレシートキャンペーンも同時に展開しました。本キャンペーンではベースブレッド(BASE BREAD®︎)もしくはそのアソートセットをご購入いただいたお客様が、対象アプリ上でレシートをアップロードすると30~50円分の各メディアごとのポイントが還元される仕組みです。

PMNユーザー導線画像_ベースフード

PMNを活用した、複数アプリ(画像はONEアプリ)からキャンペーンに参加した際のユーザー導線の一例

由地さん:本取り組みは、試食販売時にお客様に立ち止まっていただくための“フック”としても活用しています。そのため、キャンペーン内容をその場でご案内し、スムーズにご参加いただけるよう、二次元コードを記載したリーフレットも配布し、利用方法の説明とあわせて「ポイントバック」という付加価値を伝えることで、当初の目的である「まずは食べていただき、買っていただく」という行動の後押しを狙いました。そして、PMNのプラットフォーム上で複数のアプリからキャンペーンに参加できる導線を設けることで、純粋なPOS向上も狙った施策となっています。

実際に配布されたキャンペーン案内用リーフレット_ベースフード

実際に配布されたキャンペーン案内用リーフレット

ちなみに、PMNはどのようなサービスなのでしょうか?

PMN担当者:「PMN(正式名称:Performance Media Network)」は、成果報酬型でレシートなどを活用したマストバイキャンペーンを実施できるサービスです。

PMNサービス概要図

PMNサービス概要図

PMN担当者:特長としては、当社が運営するレシート買取アプリ「ONE」をはじめ、「Vポイントアプリ」や「デリッシュキッチン」など、提携する生活動線上にある複数のアプリ・メディア上でキャンペーンを一括展開できる点です。(累計MAU3,000万以上※2026年6月時点)。

提携メディア一覧

PMNでは、複数のレシート系アプリから購入・還元までの導線を一括構築。小売店を限定せずチェーン横断で展開可能。 ※画像内の提携メディアは2026年6月時点のものです

PMN担当者:また、単なる購買トリガーにとどまらず、オプションとして、レシートアップロード時のミッション詳細画面において、対象商品の告知画像や動画(YouTubeリンク)を挿入したり、調理方法などの商品情報を掲載したりすることで、LPのようなリッチな表現が可能です。これにより、ブランディング強化にもつなげることができます。こうした特長により、たとえば新商品をローンチし「短期間で認知から購買まで一気に獲得したい」といったご希望をお持ちの企業様に最適なサービスとなっております。

また実際の購入者のデータの分析も行え、どこの店舗でどれくらい購入したのかだけではなく、なにと一緒に購入したのか、普段他のお店ではどんなものを購入しているのかなどの傾向も合わせて分析することが可能です。

※ 購買データ分析ついて、より詳しくお知りになりたい方は下記URLより資料をダウンロードください ▶︎ https://giftee.biz/forms/performance-media-network/

なるほど、それは非常に魅力的ですね。 では、由地さんがPMNを活用するに至った決め手を教えてください。

由地さん:決め手はいくつかあります。

一つ目は、先ほども申し上げた、試食はしてもらえるものの「価格が高い」という理由で購入に至らない、という課題を解決できる点です。CVRを高めるには、いかに“お得感”を足して手に取りやすくする必要があると考えていました。一方で、値引き訴求を全面に出すような販促は避けたいという思いもあり......。そこで、レシートキャンペーンを実施することで、価格に敏感なお客様が多いスーパーマーケットなどでも、ブランドイメージを毀損せず、還元という形で訴求できる点に魅力を感じました

二つ目は「複数アプリ」というチャネルを横断した施策を展開できる点です。コンビニでは各チェーンのアプリを活用した施策が可能ですが、スーパーマーケットやドラッグストアではそうした手段が限られているのが実情です。

PMN担当者:そうですよね。同じ小売でも、スーパーマーケットやドラッグストアとコンビニでは、購買層もチャネルも異なるため、打ち手も変わってきます。コンビニであれば各チェーンのアプリを活用できますが、スーパーマーケットはアプリ自体を持っていない場合も多く、OMO施策の選択肢が限られているのが現状です。

由地さん:まさにその点が課題でした。そこで今回、PMNを活用することで、スーパーマーケットやドラッグストアでは試食体験の提供とキャンペーン参加を促しつつ、それ以外にも、オンライン上で多くのMAUを抱える複数のアプリを横断して、一気に施策を展開できるのは大変ありがたかったですね

また、費用面含めて始めやすい点も大きなポイントでした。大規模なマストバイキャンペーンをゼロから設計する場合と比べて固定費が高くなりにくく、成果に連動した形で始められる点も良かったです。さらに、社内検討を2025年9月頃から開始したのですが、同じ年の12月には既にローンチできていた、という、そのスピード感も助かりましたね。

レシート投稿数は1.7万件超。購買層の精緻化も実現

成果や、今後の施策のPDCAを回す上で見えてきた課題について教えてください。

由地さん:レシート投稿数は17,855件、投稿UUは7,787ユーザーと、3か月間でこれだけの規模感で施策を実施できた点は非常に良かったと感じています

ベースフード株式会社 由地さん写真

由地さん:先ほどもお伝えした通り、スーパーマーケットはコンビニと比べて価格に敏感なお客様が多く、これまでは試食を実施しても購入につなげるのが難しい傾向にありました。今回は、試食販売時にお客様に立ち止まっていただくための“フック”としてキャンペーンを活用できたことで、試食数・購買数の増加にもつながったのではないかと考えています。

また、今回のレポートからは購買層の違いも明確に見えてきました。ベースブレッド(BASE BREAD®︎)単体ではユーザー※平均に対し30-50代男性の購入が多かったのに対し、アソートセットでは女性の購入が多く、商品ごとに購買層が異なることがより精緻にわかりましたし、購入先の小売店の業態・チェーンについても把握することができました。

小売店様のID-POSデータを横断的に把握することが難しい中で、こうした利用者構成・購入チャネルを把握できた点は、今後の施策改善にも活かせると考えています

一方で、新規獲得という観点では課題も残りました。新規比率が大きく伸びたとは言い切れず、キャンペーン参加者の過半数は「もともと商品を認知していた」あるいは「購入経験のある」方々だったと見ています。

※キャンペーン期間中に1回以上アプリへログインしたユーザー

率直なフィードバックありがとうございます。最後に、今後の展望を教えてください。

由地さん:今後新商品を展開していく中で、その認知拡大に向けて何らかのキャンペーンを実施したいと考えています。PMNは新商品との相性が非常に良いと感じており、今回は活用しきれなかった部分も含めて、今後さらに活用の余地があると考えています。

たとえば、ミッション詳細ページ上に新商品の情報や画像を盛り込むことで、よりリッチな訴求が可能になります。その結果、市場での認知が十分でない段階においても、認知と購買の双方を同時に獲得できる施策として活用できそうだな、と。

やはりそうした意味でも、PMNはテレビCMなどのマス広告ほどの予算はかけられないものの、新商品として認知はしっかり取りにいきたい、というニーズに応えられるプラットフォームだと改めて強く感じましたね。

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