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2025/10/03

【例文テンプレ付き】当選メール作成ガイド|開封率を高める文面設計と配信のコツ

当選メール

キャンペーン参加者にとって、当選メールを開封する瞬間は「当たっているかもしれない」という期待と、「外れたかもしれない」という不安が入り混じる特別な時間です。

そんな当選メールですが、実は「本当に当たったのか?」「詐欺メールではないか?」と疑われ、開封されないまま終わってしまうケースもよくあります。だからこそ、送信者は当選メールを単なる通知として扱うのではなく、開封率を高めるための件名や安心感を与える本文設計といった工夫が欠かせません。

本記事では、開封されやすい件名や信頼感を与える本文作成のポイント、配信のベストタイミング、さらにそのまま使える当選メールのテンプレートまで、実践的なhowを解説していきます。ぜひ業務の参考にしてみてください。

キャンペーンの企画・設計をこれから始めたいご担当者様へ

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企業の当選メールは「たかがメール、されどメール」

企業が送る当選メールは、SNSキャンペーンなどの参加者に当選を知らせる際に用いられるものです。「たかがメール、されどメール」。件名や文面を工夫するだけで、ユーザーとのエンゲージメントを高める有効なコミュニケーション手段となり得ます。

たとえば、当選メールにデジタルギフト(※)のURLを組み込めば、当選者にとっては単なる通知ではなく、キャンペーン運営企業やブランドへのロイヤルティ向上につながります。さらに、ギフトを活用して来店促進の導線を設計すれば、リアル店舗への誘導効果を高めることも可能です。

※商品券や電子マネー、ポイントなどを、物理的なカードや商品券ではなく、URLやコードの形でオンラインで贈れるギフトサービスのことです。デジタルギフトの詳細については以下の記事をぜひご覧ください。

また、既存顧客への感謝を伝える企画でも当選メールは効果を発揮します。購入履歴に基づいた特別抽選や会員限定のプレゼントキャンペーンを実施し、その感謝の気持ちを当選メールで丁寧に伝えることで、顧客ロイヤルティはさらに向上します。

共通して言えるのは、当選メールは単なる「当選のお知らせ」にとどまらず、顧客体験を形づくる重要なタッチポイントであるという点です。

冒頭でも触れたように、当選メールは単なる通知ではなく、顧客との貴重な接点を生み出し、ブランド価値を高める可能性を秘めています。そのためにも「当選しました」と伝えるだけでなく、企業の誠実さや信頼性が伝わるよう、「文章」や「導線設計」「ギフトの活用」などさまざまな点で工夫しましょう。

開封される当選メールの件名&文面

開封率を高めるための工夫、その第一は「件名」と「文面」です。どんなに魅力的な特典を用意しても、当選メールが開封されなければ意味がありません。

ここでは、受信者に読まれる当選メールを作成するために、件名の設計と本文の作成という2つのステップに分けて解説します。

1.件名設計のポイント

当選メールの成否は、件名で決まるといっても過言ではありません。開封率を高めるためには、受信者が一目で「信頼できる当選通知だ」と判断できる件名を設計することが重要です。

開封率を高める件名例

効果的な件名は、企業名と当選内容を明確に示すことがポイントです。

参考として、例文をご紹介します。

  • 「【○○株式会社】抽選結果のご連絡(当選)」

  • 「○○キャンペーン当選のお知らせ - △△株式会社」

ポイントは、企業名を最初に明記し、当選の事実を明確に伝えることです。

さらに具体的な商品名を含めることで、信頼性を高められます。

  • 「【○○ショップ】○○商品当選のご連絡」

  • 「○○ギフトカード当選通知 - ○○キャンペーン事務局」

このように、受信者が過去に応募したキャンペーンの結果であることがすぐにわかるよう、具体的な情報を盛り込むことで、詐欺メールとの差別化を図れます。

迷惑メールと間違われない件名設計

迷惑メール判定を避けるためには、過度な装飾や煽り文句を避けることが欠かせません。たとえば「おめでとうございます」「今すぐクリック」「限定」などの表現は、迷惑メールフィルターに引っかかりやすいため使用を控えるのが無難です。

さらに、件名に絵文字を多用したり、すべてを大文字で記載したりするのも避けましょう。

シンプルで誠実な表現を心がけることで、企業として責任ある内容であることを件名から伝えられます。

2.本文の書き方と注意点

信頼性が高く、受信者が安心して手続きを進められる本文作成のポイントをご紹介します。

信頼される文面構成

当選メールの本文では、まずは冒頭で応募内容を具体的に振り返りましょう。

「○月○日に実施した△△キャンペーンにご応募いただき、ありがとうございました」

というように、応募した事実を確認できる情報を盛り込みます。

その後、当選内容を明確に記載し、受け取り方法や期限を以下のように整理して提示します。

  • 「当選商品:○○(1台)」

  • 「受け取り期限:○年○月○日まで」

  • 「受け取り方法:以下のURLから住所をご登録ください」

必要な情報を簡潔に示すことで、受信者が迷わず手続きを完了できます。

詐欺メールと間違われないための対策

詐欺メールとの差別化を図るためには、企業情報の透明性を示すことが重要です。メール下部に会社の正式名称、住所、電話番号、担当部署を明記し、公式ホームページへのリンクを加えることで、実在する企業からの通知であることを裏づけられます。

さらに、以下のような注意書きを添えると安心感を高められます。

  • 「個人情報の入力は不要です」

  • 「金銭の支払いは一切ありません」

  • 「URLをクリックする前に必ずドメインをご確認ください」

こうした記載は受信者の警戒心を和らげ、スムーズな手続きにつながります。

次のアクションを促す書き方

当選メールの最終目的は、受信者に適切な行動を取ってもらうことです。以下のように手順をステップ1,2,3……と段階的に示すことで、より理解してもらいやすくなります。

「ステップ1:以下URLをクリック」 「ステップ2:お客様情報を入力」 「ステップ3:確認画面で内容をチェック」

また、期限がある場合は、「○月○日(○曜日)23:59まで」と具体的に明記しましょう。ただし、過度にプレッシャーを与える表現は避け、お祝いと感謝の気持ちを込めた温かい文章で締めくくることが望ましいです。

当選メール例文・テンプレート集

実際の業務ですぐに活用できる当選メールのテンプレートをご紹介します。基本形から用途別まで幅広く取りそろえているため、さまざまなシーンで活用できるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

基本テンプレート

  • シンプル版

  • 受け取り方法説明版

用途別テンプレート

  • SNSキャンペーン向け

  • アンケート特典向け

  • 購入者限定抽選向け

基本テンプレート

どんなキャンペーンにも応用できる、汎用性の高いテンプレートをご紹介します。

シンプル版

件名:【○○株式会社】△△キャンペーン当選のお知らせ

この度は「△△キャンペーン」にご応募いただき、誠にありがとうございました。 厳正な抽選の結果、○○様が見事ご当選となりましたことをお知らせいたします。

【当選商品】 ・商品名:□□□□ ・数量:1点 【お受け取り方法】 以下のURLから必要事項をご入力ください。 URL:https://example.com/○○○ 【ご入力期限】 ○年○月○日(○曜日)23:59まで

ご不明な点がございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○○株式会社 △△キャンペーン事務局 TEL:03-0000-0000(平日10:00-17:00) Email:campaign@example.com 公式サイト:https://example.com

受け取り方法説明版

件名:【○○株式会社】△△キャンペーン当選のご連絡

○月○日~○月○日に実施いたしました「△△キャンペーン」にご応募いただき、誠にありがとうございました。 多数のご応募をいただく中、厳正な抽選を行った結果、○○様が当選されましたことをお伝えします。

【当選商品詳細】 ・商品名:□□□□ ・型番:△△△△ ・色:□□□ ・数量:1点 ・参考価格:○○,○○○円 【お受け取りの流れ】 1.以下URLにアクセスしてください(リンクリンクリンクリンク) 2.お客様情報(お名前、ご住所、お電話番号)をご入力ください 3.ご入力内容を確認の上、送信ボタンをクリックしてください 4.1週間程度でご指定の住所にお届けいたします 【重要事項】 ・ご入力期限:○年○月○日(○曜日)23:59 ・期限を過ぎた場合、当選権利は無効となります ・商品の発送は日本国内のみとなります ・個人情報は商品発送のみに使用し、第三者への提供は行いません

この度はご応募いただき、ありがとうございました。 商品がお手元に届くまでもうしばらくお待ちください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○○株式会社 △△キャンペーン事務局 〒000-0000 東京都○○区○○ 1-1-1 TEL:03-0000-0000(平日10:00-17:00) Email:campaign@example.com 公式サイト:https://example.com

用途別テンプレート

特定の用途に特化した、より効果的なテンプレートをご紹介します。

SNSキャンペーン向け

件名:【○○公式】Xキャンペーン当選のお知らせ

この度は「#○○キャンペーン」にご参加いただき、ありがとうございました。○月○日のポスト投稿を確認し、厳正な抽選を行った結果、○○様が見事ご当選されましたことをお知らせいたします。

【投稿確認内容】 ・投稿日:○年○月○日 ・ハッシュタグ:#○○キャンペーン ・アカウント:@○○○○ 【当選商品】 ・○○ギフトカード 3,000円分(デジタル配信) 【お受け取り方法】 48時間以内に以下のURLから必要事項をご入力ください。 URL:https://example.com○○○

今後とも○○の公式SNSをよろしくお願いいたします。

○○ SNSキャンペーン事務局

アンケート特典向け

件名:【○○サービス】アンケート回答特典のお知らせ

○月○日に実施いたしました「顧客満足度アンケート」にご協力いただき、誠にありがとうございました。お客様の貴重なご意見は、今後のサービス向上に活用させていただきます。感謝の気持ちを込めて、抽選でプレゼントを用意いたしました。

【当選商品】 ・カフェチケット 1,000円分 【お受け取り方法】 以下のURLから受け取り手続きを行ってください。 URL:https://example.com/thanks○○○ ※7日以内にお手続きをお願いいたします

今後とも○○サービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

○○カスタマーサポート

購入者限定抽選向け

件名:【○○ショップ】ご購入感謝抽選の結果

平素より○○ショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。○月のご購入金額が10,000円以上のお客様を対象とした「感謝抽選キャンペーン」の結果をお知らせいたします。

厳正な抽選の結果、○○様がご当選されました。 日頃のご愛顧に心より感謝申し上げます。

【対象ご購入分】 ・ご注文番号:○○○○○○○○ ・ご購入日:○年○月○日 ・ご購入金額:○○,○○○円 【当選商品】 ・次回お買い物で使える5,000円クーポン 【ご利用方法】 マイページにログイン後、「クーポン一覧」からご確認ください。 URL:https://example.com/mypage ※有効期限:○年○月○日まで

今後とも○○ショップをよろしくお願いいたします。

○○ショップ お客様サポート

最適な配信タイミングとは

本章では、当選メールの配信タイミングについて解説します。

最適な配信タイミング

開封率を最大化するための配信タイミングについて、時間帯や抽選終了からの期間などの観点から見ていきましょう。

曜日・時間帯の選び方

当選メールの開封率は、配信する曜日と時間帯によって大きく変わります。一般的に、火曜から木曜の10時〜15時の間が最も開封率が高い時間帯です。月曜日は週初めの業務に追われることが多く、金曜日は週末モードになる傾向があるため、避けた方が無難でしょう。

時間帯については、通勤時間帯(7時〜9時)とランチタイム(12時~13時)、夕方(16時~18時)が狙い目といわれています。ただし、ターゲット層によって最適な時間は異なるため、可能であれば過去の配信データを分析し、最適なタイミングを調整してください。

抽選終了からの理想的な間隔

理想的には、抽選終了から24時間以内に配信することが望ましいです。参加者の期待感を保ちつつ、企業の誠実さを伝えられます。

遅くとも3営業日以内には配信を完了させましょう。それ以上遅れると、参加者が応募を忘れてしまったり、詐欺メールと誤解されたりするリスクが高まります。抽選作業に必要な時間をあらかじめ見積もり、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。

よくある失敗と対策

当選メール運営では、予期せぬトラブルや失敗が発生することは多いです。事前によくある失敗パターンを把握し、適切な対策を講じることで、スムーズなキャンペーン運営を実現しましょう。

配信・運営面の注意点

配信や運営で起こりがちな問題と、その対策方法をご紹介します。

配信の遅延とその対策

当選メール配信の遅延は、企業の信頼性に大きく影響します。最も多い原因は、抽選作業に想定以上の時間がかかるケースです。応募者数が予想を超えた場合や、システムトラブルが発生した場合に備えて、抽選終了日から配信日まで十分な余裕を持たせることが重要です。

また、配信システムの障害に備えて、複数の配信経路を準備しておくことも効果的です。メイン配信システムに問題が発生した場合でも、バックアップで配信を継続できる体制を整えておけば、大幅な遅延を防げます。

返信への対応準備

当選メールを配信すると、多くの場合返信や問い合わせが発生します。

「本当に当選しているのか」「手続き方法が分からない」「メールが届かない」といった質問に迅速かつ丁寧に対応できるよう、事前に準備をしておきましょう。

FAQの用意や対応チームへの説明を徹底し、統一された回答を提供できる体制を築くことが大切です。さらに、送信専用アドレス(返信不可)から送信する場合はその旨を明記し、正しい問い合わせ先を案内しておく必要があります。

文面・内容面の注意点

当選メール本文の内容で生じやすい問題とその対策を解説します。

情報不足による問い合わせ殺到の防止

当選メールの文面に必要な情報が不足していると、大量の問い合わせが発生し、運営チームに大きな負担をかけます。よくあるのは「手続き期限はいつか」「どこで商品を受け取れるのか」「費用はかかるのか」といった疑問です。

これらを防ぐためには、受け取り方法・期限・費用の有無・注意事項など、必要な情報を網羅して記載しましょう。読み返さなくても理解できる構成を意識することがポイントです。

法的リスク(景品表示法)への配慮

企業が実施するキャンペーンは、景品表示法(景表法)の規制対象となる場合があります。一般懸賞(※)の場合、景品類の単価には上限が定められています。取引価額が5,000円未満の場合はその20倍まで、5,000円以上の場合は10万円が上限です。さらに、景品類の総額についても、売上予定総額の2%以内という制限があります。当選メールでこれらの法的要件に触れる表現を使わないよう注意が必要です。

※商品・サービスの利用者に対して、くじ等の偶然性や特定行為(競技の優劣など)によって景品類をプレゼントする懸賞のこと

景表法についての詳細は、以下の関連記事よりご確認いただけます。詳しい情報をわかりやすくまとめているので、ぜひあわせてお読みください。

まとめ|効果的な当選メールでキャンペーン成功を実現

当選メールは、単なる通知にとどまらず顧客との重要な接点です。適切に実施することで、より顧客からの好意度を上げられるでしょう。

成功のポイントは以下の通りです。

  • 件名と本文で企業の信頼性を明確に示すこと 

  • 詐欺メールと間違われない透明性のある情報提供 

  • 最適なタイミングでの配信と迅速な問い合わせ対応 

  • 景品として、気軽に受け取れるデジタルギフトなどを採用すること 

  • 法的リスクへの適切な配慮と継続的な改善

これらのポイントを押さえて実施することで、キャンペーン効果を最大限に引き出すことができるでしょう。ぜひ本記事を参考にして、自社のキャンペーン施策の改善に役立てていただければ幸いです。

キャンペーンの設計やインセンティブの選定にお悩みのご担当者様へ

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