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2021/09/24

X(旧Twitter)キャンペーンの設計・運用方法をまとめて解説

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X(旧Twitter)キャンペーンは、BtoCやBtoB問わず、様々な企業のマーケティングや販売促進を目的として実施されています。その中には、目的やターゲットといった設計部分が曖昧となっていたり、やり方がわからず手探りで始めてしまい、「全然フォローされない」「ポスト(ツイート)されるけど、クリックされない」など成果を得られずに終わってしまうものが多く見受けられます。

これから実施するキャンペーンで失敗しないためにも、X(旧Twitter)キャンペーンの設計方法や運用時のポイントについてご紹介します。

設計に重要なのは目的、ターゲット、KPI

X(旧Twitter)のタイムラインを見ると、目まぐるしい量の情報が日々飛び交っています。他のSNSと比較した際にX(旧Twitter)の特徴は、 「ポスト(ツイート)がリアルタイムで即時シェアされる拡散性」 があげられます。そのため、企業が自社のアカウントからポスト(ツイート)すると多くのユーザーにメッセージを届けることができます。一方で、他の企業にも同じことが言えるため、大量のポスト(ツイート)がターゲットのタイムラインを埋め尽くし、自社が発信したメッセージが届けたい人に届かず、届いていたとしても見られないことも意味します。そこで重要になってくるのがキャンペーンの設計です。まずは下記の項目を決めましょう。

X(旧Twitter)キャンペーンの設計に必要な項目

01. 目的

キャンペーンを通じて目指すべき目的を決めましょう。中には「拡散させるためだ!」と定める企業もいますが、もう一歩踏み込み、その先にある「商品を多くの人に知ってほしい」「サイトに訪れてほしい」といったところまで落とし込みましょう。

02. ターゲット

情報を届けたいターゲットを定めましょう。明確に設定することで、コミュニケーションフローや投稿するコンテンツの品質が向上します。 例えば、商品の告知をする際に、ターゲット層を「20〜40代」だけでなく「20代の主婦」まで絞り込みましょう。すると、「ターゲットは子育ての情報に感度が高く、家事が一段落した21時ごろにX(旧Twitter)を開くことが予想されるため、自社の商品を子育てに役立つ切り口で紹介して配信しよう」と設計できます。

03. KPI

Key Performance Indicatorの略称で、重要業績評価指標を意味します。キャンペーンをゴールまで導くために評価していく数値です。 例えば、ターゲットがどれだけポスト(ツイート)に接触しているか、つまり認知してもらっているかを計測する場合は、RT(リツイート数)、いいね数といった数値をみていきます。また、接触しただけでなく、ユーザーとのエンゲージメントを計測する場合の指標としてフォロワー数をみていきます。目的にあった数値を設定することが重要です。

運用方法はツールを導入して効率化

X(旧Twitter)キャンペーンの代表的な例として「このポスト(ツイート)をRTしてくれた人の中から抽選で〇〇名様に〇〇をプレゼント」という企画があります。特定のポスト(ツイート)をRTしたユーザーが抽選に参加でき、当選したら指定の賞品がもらえるというものです。こちらの企画を運用する場合、もしすべて人の手でやろうとした場合、下記の作業が発生します。

・RTしたユーザーのアカウントをリスト化 ・リストからランダムで当選を選定 ・当選者にDM(ダイレクトメール)をしてプレゼントの送付先を聞く ・送付数分の賞品の購入し、送付の手配

当選してから日数が経つにつれてユーザーの関心度が下がっていくので、送付までのスピードが重要となってきます。さらに、当選者が1,000名を超える規模にもなれば、多くの人的コストが発生してしまいます。 そこで、ポイントになってくるのが自動化です。方法としては、自社開発、外部のサービスを利用する二つがあります。長期的に実施していく場合は、全てのシステムを自社で開発することも視野に入りますが、短中期で見直しが入るのであれば、外部サービスの導入することも一つの選択です。サービスの中には、抽選からギフトの手配、送付まで一気通貫で実施できるものもあります。

ぜひ上記をふまえて、キャンペーンの準備に備えてみてください。

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