様々なフォームと連携可能なギフティのアンケートシステムを紹介
新商品のモニター調査やサービス改善のために、アンケートでユーザーの意見を収集する機会は多くあります。ギフティでは、アンケートフォームの提供からデジタルギフト付与までを一貫してサポートできます。これにより、企業さまはアンケートツールとギフト付与システムを別々に選定する必要がなく、手間が省けます。さらに、ギフティのアンケートシステムは、他社製のアンケートツールとも連携実績があるため、すでにご利用のツールがあれば、それと併用可能な場合もあります。
本記事では、こうしたユニークなギフティのアンケートシステムについて、詳しくご紹介します。
ギフティの「Survey」の概要
ギフティでは企業のキャンペーンインセンティブとしてデジタルギフトを提供するだけでなく「giftee Plus Solutions」というマーケティング支援システム群も提供しています。
そして、そのシステム群の一機能として「Survey(アンケートシステム)」があります。このシステムを利用することで、ユーザーにアンケートに回答してもらった直後にデジタルギフトをお渡しできます。
ユーザーのアンケート回答からギフト受け取りまでの手順は次の通りです。
- アンケートのユニークURLを配布
- URLをタップすると「応募画面」に遷移
- 応募画面の「アンケートに回答する」ボタンをタップすると「アンケート回答画面」に遷移
- アンケートに回答すると、その場でギフトチケットが受け取れる
アンケート回答からギフト付与までのフロー図(イメージ)
ギフティでは2〜4の一連の機能をSurveyとして提供しているわけです。
また、ご要望いただければ、アンケート回答に加え、抽選など複数の付与条件の設定も可能です。
さらに、標準的に利用しているアンケートツールをお持ちの場合は、ギフティのギフト付与システムと連携することで、アンケート回答(3)をそのアンケートフォームで行うことが可能な場合もあります。ただし、全てのツールで連携が可能なわけではないので、詳細はお問い合わせください。
Survey活用のメリット
では、Surveyを活用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
担当者のギフト付与の工数が削減できる
例えば、Surveyとは別のアンケートツールでアンケートを作成し、ユーザーの回答収集を行い、後日ギフトを配る方法もあるでしょう。
しかし、この方法では、各回答者に個別にギフトURLを送る必要があります。「回答完了ページにギフトURLを表示すれば良いのでは?」と思われるかもしれませんが、実はそう簡単にはいきません。実物のギフトと同様に、デジタルギフトも1件1件異なるものとして発行しており、1つの回答ごとに毎回ユニークなURLを表示する必要があるためです。
一方で、ギフティのSurveyは、アンケート回答が完了した都度デジタルギフトを発行、ユーザーが画面から取得できる仕様ですので、在庫管理の手間やギフトの重複付与などのリスクは払拭しつつ、自動でギフトを付与することが可能です。つまり、担当者の運用工数を大幅に削減することができるのです。
アンケート回答後、ユーザーが即座にデジタルギフトを受け取れる
Survey活用のメリットの1つに、ユーザーがアンケート回答直後にデジタルギフトを受け取れる点もあるでしょう。
例えば、アンケートの回答収集後、対象者を集計してメール等でデジタルギフトを配布する方法を取る場合、ユーザーがギフトを受け取るまでにタイムラグが発生します。
一方、Surveyを利用すれば、アンケートに回答した直後にデジタルギフトを即座に受け取ることができます。ユーザーにとっては、この即時性が回答モチベーションにもなり、受け取り体験としてもより良いものになるため、アンケートの回答率に寄与すると考えられます。
「アンケート回答」以外の条件設定も可能
Surveyを活用すれば、LINEやX(旧Twitter)などのSNSキャンペーンと組み合わせることも可能です。例えば「LINEの友だち追加をした上で、アンケートに回答してくれたら」や「Xでフォローやリプライをした上で、アンケートに回答してくれたら」といった条件を設定することができます。また、抽選にすることで、ギフト付与の対象者を絞ることもできます。
以上の3点が、アンケートとデジタルギフトの付与を一気通貫で実施可能なSurveyの主なメリットです。このシステムを活用することで、担当者の工数削減やユーザー体験の向上を実現できます。
Surveyと連携実績のある他社ツール
Surveyは他社製のアンケートツールとも連携実績があります。すでにご利用中のツールがある場合は、ぜひお問い合わせください。お使いのツールと連携することで、使い慣れたフォームを活用しながらアンケートを実施できる可能性があります。
以下に、過去にSurveyと連携したアンケートツールの一例をご紹介します。
SurveyMonkey
SurveyMonkey(サーベイモンキー)は、米国のSurveyMonkey社が開発したアンケート作成ツールで、1999年に提供開始以来、全世界で33万以上の企業に導入されています。
特徴としては、条件分岐やページングなど、柔軟にフォーム設定ができる点が挙げられます。ただし、日本の個人情報保護法の観点からギフティではSurvey Monkeyでの個人情報取得は推奨しておらず、個人情報の収集をともなうアンケートには別のツールを提案しております。
サーベイモンキーのアンケート画面(画面は筆者がキャプチャ)
WEBCAS
WEBCAS(ウェブキャス)は、日系企業である株式会社WOW WORLDが提供するCRMツールです。このWEBCASではマトリクスアンケート(※)など、複雑な設問も作ることができます。
※設問に対して、縦軸と横軸の組み合わせで選択肢を用意し、単一回答もしくは複数回答で答えてもらう回答形式
WEBCASは管理画面からの操作で、クライアント様が自由に条件分岐やページング設定を行うことが可能です。また、国産ツールであるWEBCASであれば調査対象者の氏名など個人情報を、個人情報保護法に即した状態で取得できます(同法に基づくアンケートツールの利用可否については、各社の法務部門にご確認の上、ご判断ください)。
WEBCASのアンケート回答画面(イメージ)※WEBCAS公式サイトより
Qualtrics
Qualtrics(クアルトリクス)は、クアルトリクス合同会社が提供するアンケートプラットフォームです。このプラットフォームは、直感的なダッシュボードを活用して、アンケートの作成から配信、データの収集、分析までを一貫して行うことができ、特にエンタープライズ向けのシステムとして高く評価されています。
すでにQualtricsを導入されている場合、ギフティのSurveyと連携することで使い慣れた環境下でアンケートを作成し、他の収集済みデータも含めた回答内容の分析が可能です。
Qualtricsのアンケート回答画面(イメージ)※Qualtrics公式サイトより
まとめ
ギフティのSurveyを利用すれば、アンケート収集とデジタルギフトの付与を一貫して実施でき、効率的なキャンペーン運用が可能です。これにより、ユーザー体験の向上、ひいては回答率の向上につなげられるでしょう。
また、Surveyは他社製のアンケートツールとも連携実績があるため、使い慣れたアンケートツールとの併用も可能です。さらに、今回ご紹介した3ツールに加え「CREATIVE SURVEY」「SPIRAL」「Synergy!」「Typeform」などとの連携実績もあります。
Surveyの詳しい料金体系や、現在ご利用中のアンケートツールとの連携可否等についてご確認されたい場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
<参考文献>
formLab/SurveyMonkeyの機能と使い方を解説:https://form.run/media/contents/form-creation-tools/surveymonkey/
WEBCAS formulator:https://www.webcas.jp/formulator/feature/enquete/
Qualtrics公式サイト:https://www.qualtrics.com/ja/