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大阪ガス都市開発株式会社 KV
インタビュー
大阪ガス都市開発株式会社
2022/10/31

「えらべるPay」を活用して水道料金の一律キャッシュバックを実現

大阪ガス都市開発株式会社は、賃貸・分譲マンションやオフィスビルの開発、運営などを行う不動産デベロッパーです。 2022年、コロナ禍での助成や物価対策の一環として、大阪市では同年8月~10月分の水道料金に関して、上下水道の基本料金の減免措置が実施されました。それに合わせて、同社でも、自社所有のマンション入居者のうち、水道局と直接の取引がなく、同社経由で水道料金を支払っている世帯に向け「水道代キャッシュバックキャンペーン」を展開。「えらべるPay」で5,000円分を入居者に配布しました。

ところで今回、同社ではなぜ、入居者から支払われる水道料金を引き下げたり、あるいは入金された金額から現金を戻すといった方法ではなく「えらべるPay」での還元を実施したのでしょうか。同社で賃貸マンションの運営を担っているアセット事業部 アセットマネジメント部 アセットマネジメントグループの宮本祐太朗さんにその狙いについてお話をうかがいました。

ターゲットユーザー
ターゲットユーザー
年代

20-30代
男女比

5:5
地域

大阪
利用ギフト
利用ギフト
えらべるPay
えらべるPay受け取ったユーザーがさまざまなスマホ決済サービスのポイントを自由にえらべるギフトです。 二次元コード決済で利用できるポイントから、ECサイトで使えるギフトコードまで、幅広いラインナップを取り揃えています。
利用サービス
利用サービス
CSVファイル
CSVファイルギフトのユニークURLをCSVファイルで納品する基本的なスタイルです。メールやSNSのDMなどでの配布におすすめです。
施策の目的
キャンペーン施策の運用工数削減入居者への利便性の向上
これまでの課題
現金や金券のキャッシュバック対応が煩雑だった
成果
返送や保管リスクがなく、キャッシュバック対応ができた

「えらべるPay」だから実現できた還元策

今回の施策にいたった経緯を教えてください。

大阪市では、2022年8月から10月の3ヶ月間、コロナ禍や昨今の物価高騰を受け、上下水道の基本料金の減免を発表しました。その金額はおおむね5,000円程度になります。当然、弊社物件の入居者もその減免を受けられるのですが、そこに、少し複雑なプロセスがあります。

大阪ガス都市開発株式会社 宮本祐太朗さん 画像1

アセット事業部 アセットマネジメント部 アセットマネジメントグループ  宮本 祐太朗 さん

一般的な賃貸物件であれば、入居者と水道局が直接契約をして、入居者が水道料金を支払うものと思いますが、弊社の場合、入居者がマンション管理会社に定額で水道料金を入金し、それを受けて、弊社が一括して水道局に水道料金を支払うという仕組みの物件があります。そのような物件の入居者の場合、水道局と取引がないために、減免措置の恩恵を直接には受けられないことになってしまいます。それはあまりにも不公平なので、弊社で5,000円相当の還元をして水道局の支援をお届けするために、今回の施策を実施しました。

還元の方法としては、毎月の水道基本料金の入金を停止したり、あるいはまとめて5,000円を現金で入居者に戻すといった方法もあったと思いますが、今回「えらべるPay」を利用された理由はどこにあったのでしょうか。

今回の施策の該当物件数は、2,000戸超あります。水道料金の支払いについて、入居者と弊社の間に管理会社が入っていることもあって、1戸1戸の利用分に合わせて水道料金の減額をしたり、現金を戻していくのは、システム的に難しく、またたとえその方法を実施しても時間がかかってしまい、結果的に入居者にご迷惑をおかけすることになると考えました。そこで、今回は弊社から入居者様に直接減免額相当をお戻しできるよう、「えらべるPay」を利用することにしたのです。

実は2020年にも、大阪市では、水道料金に関して同様の施策を実施したことがあります。そのときももちろん、弊社では減免分相当を入居者に還元したのですが、その際は今回のようなポイントではなく、別のリアルな金券をお送りしました。ただ郵送の場合、必ずしも確実に全員の方に受け取っていただけるとは限りません。受け取っていただけなかった金券が弊社に返送されてくると、その処理や保管に非常に手間がかかります。

その経験もあって、今回は物理的なやり取りが発生せず、返送や保管のリスクがないデジタルギフトを選択したという経緯があります。

利用者にとって利便性の高い「えらべるPay」

デジタルギフトにもいろいろ種類がありますが、その中でギフティの「えらべるPay」を採用されたポイントはどこだったのでしょうか?

以前、新築物件に関するアンケートを実施した際、回答をいただいた方へのお礼としてデジタルギフトを差し上げたことがあります。そのときに利用したのがギフティさんのサービスだったのですが、やりとりが非常にスムーズだと感じました。

大阪ガス都市開発株式会社 宮本祐太朗 さん 画像2

このときのアンケートは、数はそれほど多くはなかったのですが、今回は約2,000件という非常に大きな件数を対象にした施策になります。可能な限りトラブルなく、スムーズに進める必要もあり、今回も信頼性の高いギフティさんにお願いしようと考えました。

その中で「えらべるPay」を採用したポイントは、まず入居者の利便性が高いという点です。先ほど、2020年にはリアルな金券で還元したという話をしましたが、金券の場合、利用できる店舗が限られます。せっかく金券を受け取っても、自分の行動範囲の中では使える店舗がなかったら、意味がありません。その点「えらべるPay」であれば、自分にとって一番便利なスマホ決済サービスやECのギフトコードを選んでいただけるので不公平感もなく、減免のメリットをきちんと享受していただけます。

先端を行くデベロッパーとして

確かに、スマホ決済サービスであれば使い勝手がよさそうですね。

そうですね。そしてもうひとつ考慮したのが、リアルの金券をお渡しするよりも、アイテムとしてスマートでキャッチーだという点です。

現在、どの業界でもDXを推進していますが、不動産業界は土地やマンションなど、リアルなものを扱っているために、どうしてもDXを進めにくい部分があります。ただそのような状況にあっても、弊社は積極的にDXに取り組む先進的な企業であるという点をアピールしていきたいと考えています。

今回の施策の対象となった物件は、大阪市内でも繁華街、オフィス街に近いものが多かったこともあり、入居者も20〜30代のデジタルリテラシーの高い方が多くいらっしゃいます。そのような方々に向けて、デジタルギフトを提供することは、新しい取り組みを進めている弊社の姿勢をお見せすることにつながったのではないかと考えています。

具体的には、どのように入居者とコミュニケーションをされたのでしょうか。

申込みフォームにアクセスするQRコードを印刷したチラシを作成し、それを各戸に配布しました。メールなどでの通知では、未達や気がつかないなどのトラブルが発生することもあるので、あえて、戸別のポストへ配布としました。デジタル一辺倒では不都合な場合もあるので、ケースバイケースで、アナログな手法をうまく組み合わせることも必要だと思います。

大阪ガス都市開発株式会社 宮本祐太朗 さん 画像3

ギフトの入手方法など、入居者からの問い合わせはありましたか?

たまに、やり方を教えてほしいという質問がありましたが、本当に数件というレベルです。世の中の動きとして、スマホでのポイント・キャッシュレス決済などが急速に普及し、えらべるPayのようなものが、身近になっているため、スムーズに進んだのではないでしょうか。

今後、貴社の展開されているサービスに関連してギフティをどのように活用しようと思われますか?

具体的な施策は未定ですが、不動産業界においてもできるところからDXを進めていこうという流れがあります。これから先、先端的なデベロッパーであることを印象づけるためにもギフティのようなサービスを活用しながら、顧客満足度の向上を実現していきたいと思っています。

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