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インタビュー
ギャプライズ
2025/05/08

もらって終わりにしない周年記念。メンバーが“着たくなるギフト”でつくる、話題と一体感の仕掛け

2025年1月に創業20周年を迎えた株式会社ギャプライズ。同社は20周年を迎えるにあたり、これまで支えてくれた世界、顧客、パートナー、そして社員への感謝を形にする周年事業を展開しました。 特設サイトの開設のほか、社員には、サイズやカラー、デザインを自由に選べるオリジナルパーカーをプレゼント。社員の好みに寄り添うことで、単なるユニフォーム以上の価値を生み出し、エンゲージメント向上や一体感の醸成につながっています。 配布するまでの経緯や工夫などを、社内外の広報・採用を担当している広報室の鈴木 隆司さんにうかがいました。

※本施策はギフティのグループ会社であるpaintoryの支援事例となります。paintoryでは、個人・法人問わず誰もが簡単に小ロットからプライベート・ブランドを始められるカスタマイズウェア・サービスを展開しています。

ターゲットユーザー
ターゲットユーザー
年代

20-50代
男女比

6:4
地域

首都圏
利用ギフト
利用ギフト
Property 1 Swag
Swagロゴや社名が入ったオリジナルグッズです。ロイヤルカスタマー向けギフトや従業員向けの誕生日ギフト・周年記念など、シーンに合わせたご提案が可能です。
課題
普段使いできるようなアパレルを社員にプレゼントしたかった社員の幅広い好みに対応するため、デザインの選択肢を増やす方法を模索していた社員の個別の要望を集計し、スムーズに発注・配布する仕組みを整える必要があった
成果
選ぶ楽しみを加えることで、パーカーの“配布”に留まらない、20周年の特別な体験を生み出せた社内外での着用頻度が増え、一体感の醸成にも寄与したボディやロゴのカラー、パーカーの形状を自由に選べる仕組みを導入し、社員が愛用できるパーカーを実現した発注システムを活用し、個別対応の手間を省きながらスムーズな配布を実現。追加発注にも対応できる柔軟な体制を構築できた

20年の感謝を込めて。「四方よし」の20周年事業を実施

ギャプライズ様は2025年に創業20周年を迎えられたと伺いました。貴社の事業内容と、20周年に合わせて実施された取り組みについて教えてください。

株式会社ギャプライズ 広報室 鈴木 隆司さん

株式会社ギャプライズ 広報室 鈴木 隆司さん

弊社は世界各地から革新的なテクノロジーを見出して、日本企業に提供を行う事業を中心としたIT企業です。自分たちでは「海外SaaSの商社」なんていう言葉で差別化を図っています。2005年に五反田にて創業してから2025年1月に創業20周年を迎えました。

20周年事業では、当社で掲げるアイデンティティである「四方よし」な施策をしたいと思い、複数のプロジェクトを走らせました。いわゆる近江商人が言うところの「三方よし」は売手・買手・世間の三者にとって良い影響をもたらす考え方ですが、「四方よし」では世界・顧客・パートナー・自社の四者すべてにとって価値のある施策を表現しています。

そこで、世界中の顧客やパートナーに向けて特設サイトを公開し、これまでのご支援への感謝の気持ちを伝えました。その中で、関係者からいただいたメッセージも掲載し、長年のつながりや信頼関係を改めて感じていただけるよう工夫しています。さらに、創業当時を思い出せるような仕掛けを取り入れることで、企業の歩みや価値観を再認識し、より深い共感を生む施策を実施しました。

社員には、創業20周年の社内イベント時に、会社のロゴをあしらった記念パーカーを全員に配布しました。パーカーやロゴのカラーなどは、各自が好きなものを選べるようにしています。

サイズ、パーカー形状、色、刺繍デザインを選べるから、納得のいく一枚に

社員の方にはオリジナルのパーカーをプレゼントされたのですね。そもそも、アパレルを配布しようとした背景を教えてください。

アパレル着用イメージ

日々頑張ってくれている社員に向けて、何か形に残るものを手渡したいと思ったのがきっかけです。

以前、イベント用にコーポレートカラーを基調としたTシャツを製作しましたが、デザインが目立つため普段使いには適していませんでした。 そこで、ほぼ通年着用することのできる、デザイン性の高いパーカーをプレゼントすることにしたのです。いつでも着られるようなデザインのアパレルを配布することで、自然な形で会社へのエンゲージメントを高められるのではないかと考えました。

配布するパーカーのデザインなどはどのように決定したのですか?

はじめは、シルエットがきれいに見える厚手のパーカーを候補にしつつ、より多くの社員に喜んでもらえるよう、paintoryに相談してサンプルを取り寄せて社内でヒアリングをしました。すると、若い世代からは薄手のクタッとした生地のパーカーを好む声が複数あったんです。意外な結果に驚きましたが、「ラフに着たい」という若手社員の意見を尊重し、薄手の生地のものにしました。

パーカーの形状についても当初はプルオーバータイプを想定していたのですが、何人かに話を聞いてみると、ジップアップタイプを好む方もいました。そこで両方から選べるようにしたところ、最終的な希望は半々となり驚きました。

どちらか一方だけの意見を通してしまうと、みんなに喜んでもらえるギフトにはならない。悩んだ末にpaintoryに相談したところ「小ロットでも問題なくオリジナル製品を作れるので、それぞれが着たいものを選んでもらってください」という旨の回答をいただきました。しかもサイズや生地の色、胸元に入れる刺繍の色まで、自由にカスタマイズできるというのです。これはすごいサービスだなと感じました。

パーカーのデザインは人によって異なるのですね。

パーカーのデザインや仕様については、社員自身が選べるようにすることで、一人ひとりが納得のいく一着を手にできるよう工夫しました。Webサイト上で、サイズや形状、ボディのカラー、ロゴのカラーを自由に選択できる仕組みをpaintoryに準備してもらい、社員が自分の好みに合わせてオーダーできるようにしました。サイズはMとLの2種類、形状はプルオーバーとジップタイプの2種類、カラーはグレー、ネイビー、ブラックの3色、ロゴはモノクロとカラーの2種類を用意し、組み合わせ次第では36通りのパーカーを選べるようになっています。選択肢を増やせる企画の自由度がありながら、注文を集計して正確に発注する苦労をせずに済んで助かりました。

Slack画像

パーカー配布の告知はSlack上で行いましたが、その瞬間から社内が盛り上がっていたように感じています。 社員の間では「どのデザインにしようか?」といった会話が自然と生まれ、即決する人もいれば、じっくり悩む人もいるなど、それぞれの選び方にも個性が表れていました。

Slack画像2

この選択のプロセスそのものが、20周年という節目を改めて意識するきっかけとなったように思います。単なる記念品を配るのではなく、事前に社員を巻き込むことで、周年事業自体への関心を高めることにもつながったのではないでしょうか。

毎日着用する社員も。オンでもオフでも大活躍するパーカー

パーカーはどのように配布したのですか?

梱包画像

梱包された状態のパーカー。段ボールにひとつひとつ丁寧に詰められ、会社に配送される

20周年記念の社内イベントで、事業部ごとに仕分けて配布しました。当日私は裏方に徹していたので、直接反応を見ることは叶わなかったのですが、とても喜んでくれたという話を聞いています。 paintoryの製品は丁寧に梱包されているため、単なるノベルティではなく『ギフト』としての特別感があって素敵でした。

その場で着てくださったのは嬉しいですね。社員の方々からはどのような声をいただいていますか?

パーカーは配布後も多くの社員が日常的に着用しており、自然と定着しています。「毎日着ています」という声も多く、中には「洗い替え用にもう一着ほしい」という社員もいます。そのため、2着目は希望者が自費で購入できるようにしました。また「展示会やユーザー会でスタッフとして着られるものがあって嬉しい」という声も届いています。ゴルフコンペやジムに着ていくという社員もいますね。着心地が良いので、休日に着ている方もいるようです。

お客様との会話の中で「このパーカーにはこんなストーリーがあるんです」と語ることで、より親しみやすいコミュニケーションが生まれ、社内外での関係構築にも貢献するのではと思っています。

細部まで会社のこだわりを反映できた

paintoryに依頼してよかったと感じているポイントを教えてください。

ロゴ部分

細かいところにまでこだわりが反映されたアイテムを配布できた点です。ロゴの刺繍はクオリティが高く、とても美しい仕上がりになっています。とくにコーポレートカラーを反映したオレンジの刺繍は想像以上に良い仕上がりになっていました。

タグ

さらに、襟のブランドタグにもオリジナルデザインを取り入れられる点が魅力でした。通常、ブランドタグにはサイズ表記のほか、生産地や生地を作った会社のロゴが入ることが多いと思うのですが、ここを20周年のオリジナルデザインにしました。社員の目に付くところにメッセージを込められたので、記念に残せるものになったと感じています。

生地の厚みやロゴの大きさ、刺繍の場所など細かいところまで相談ができ、適切な提案をもらえたこともありがたかったです。会社のロゴは入れたいけれど、普段使いをしてもらうために目立ち過ぎない方法はないかといった難題にも応じてもらいました。

また、サイズやカラーといった個々の要望を集計せずに済んだこともありがたかったです。paintory側でシステムを用意してくれたので、私は申し込み用のURLを社員に共有するだけで良かったのです。

自分で選べるようにしたからこそ、喜んで着てもらうことができた

なぜ普段使いできるパーカーにこだわったのでしょうか。

パーカー着用イメージ

みんなで同じものを着ることで、一体感を醸成することが狙いの一つです。また着用機会が増えることで、わずかでもギャプライズのブランド認知につなげられればと考えています。

今回、ここまで頻繁に社員に着てもらうことができたのは、自分で選択ができる楽しさと納得感が大きかったのだと思います。

やっぱり一方的に押し付けられたものよりも自分で選んだものに対しての方が愛着が湧きますよね。限られた選択肢ではありますが、選べるようにしたからこそ、社員が喜んで着てくれたのではないでしょうか。

配布後に入社した社員からも「欲しい」という声があがっているので、追加発注をしています。小ロットから対応してもらえるのが嬉しいですね。20周年にあたる2025年中は社員の配布を続けていく予定で、4月に入社する新入社員にも渡すことになっています。

会社に対する感情をポジティブにしたい

社員のエンゲージメントを高めること、一体感を醸成することはなぜ重要だと考えていますか?

鈴木様

社員が会社に対して、少しでもポジティブにしたいと考えています。少しずつの点と点、線と線でもかまわない。さまざまなポジティブなつながりを生むことで、会社に対して前向きな気持ちを持ってもらいたいですね。

会社と社員のエンゲージメントを高め、維持することについては日々頭を悩ませています。ギャプライズではコロナ禍前からワークスタイル改革でリモートワークを導入していましたが、やっぱりface to faceに勝るコミュニケーションはないと感じます。けれど、さまざまな事情を鑑みると常にリアルな空間で顔を合わせることは難しい。ならばその大切な機会をより良いものにする仕掛けを考えていくより仕方ありません。これからも社内のコミュニケーションをより円滑にし、社員と会社の結びつきを強化していく施策に取り組んでいく予定です。

※撮影場所:KANDA SQUARE WeWork

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